大学4年生さよなら試合 B-1JAPAN2006〜HERO〜 フォトギャラリー バスケ
1月28日、青山学院大記念館にて5th B-1JAPAN2006〜HERO〜が行われた。今シーズンの大学バスケット界を沸かせた4年生が終結し、最後の現役姿を披露した。参加選手
チームA:岡田優介(青学大)、石崎巧(東海大)、網野条(日体大)、太田敦也、小野寺翔(以上日大)、大崎春徳(國學院大)
チームB:内海慎吾(東海大)、竹内公輔(慶應大)、正中岳城(青学大)、友利健哉(専修大)、長谷川武(拓殖大)、横尾達泰(明治大)
チームC:酒井泰滋、赤瀬優也(以上慶應大)、竹内譲次(東海大)、岩隈隆士、田上順一(以上早稲田大)、松本怜(専修大)
チームD:井上聡人(東海大)、菊地祥平(日本大)、瀬木裕哉(日体大)、末廣潤(法政大)、小松昌弘(筑波大)、山本雄太(國學院大)

入るとすぐに各選手のポスター。
選手入場では、ファンが花道を作ります。

小道具を使ったりユニフォームを変えたり、それぞれ仕込みをしてくる選手達。日大・太田の背中に貼られた“チェ”は、シーガルズカップに現れた“イアン”の仲間でしょうか?

恒例となった開始前のハーキー。今年は東海大の佐々Aコーチが指示を担当しました。

円陣を組み、「We are the “HERO”!」と声を上げてスタート。
<5on5トーナメント1回戦>

最初のプログラムは7分ハーフの5on5トーナメント1回戦。3Pラインの外側にある赤い点線が見えるでしょうか。ここより外からのロングシュートは4点。この“4点ライン”や、ダンクは3点、シュート体勢のテイクファールはフリースローなしのカウントなど、普段とは少し違うルールで行われました。

チームA−チームB
シュートを決め、以前の青学のユニフォームの胸をつかんで笑顔を見せる正中。

なぜかチームAを盛り上げるチームCの赤瀬ら。応援のかいあり(?)、4-14から石崎の4点シュート、小野寺のブザービーターなどで18-18として前半を終了します。後半も速いパス回しから4点シュートを決め、41-27でチームAが決勝進出。

チームC−チームD
ユニフォームを交換して慶應大のウェアを着た竹内譲次(左)。酒井はというと専修大のユニ(右)。こちらも新鮮です。

アフロで登場し、MCを務めたMAMUSHIから「俺とかぶっている」と言われていた日体大・瀬木(左)。アフロを取ると…バスケットボールが出現!(右)

前半はチームCが竹内譲次のダンクなどで19-13とリード。…と思っていたら、接戦のため得点表示が錯綜し、実は後半負けていたことが判明。残り40秒にはチームD・末廣の4点シュートで37-37となります。それでもマイボールのチームCは有利でしたが、残り10秒酒井が痛恨のパスミス。菊地のブザービーターとなるジャンプシュートでチームDが37-39と逆転勝ちを収めました。
<サプライズタイム>

翌29日に誕生日を迎える竹内公輔・譲次にケーキが送られました。22歳の抱負として、公輔は「今年は北京予選があるので、出られるように頑張る」、譲次は「社会人になるのでしっかりやっていきたい」とコメント。

クラッカーを隠し持つ他のメンバー。
<1on1予選>

1on1はこのように、真ん中の審判がボールをころがした瞬間、対戦者が左右からスタート。このユニークなルールが後で思わぬ演出につながります。予選は1分半、決勝は2分。
予選1:石崎巧 4-2 松本怜
タイプは違うも高い技術を持つガード対決は石崎に軍配。
予選2:菊地祥平 8-3 酒井泰滋
インカレ得点王の菊地とインカレディフェンス王の酒井の対戦。菊地が2本の3ポイントシュートとブザービーターで勝ち上がりました。

予選3:井上聡人−小松昌弘
6-5とリードした井上選手が残り時間を見て遠ーくに逃げ出します。思わず「お前逃げんな!笑」と小松。結局3ポイントシュートにつなげた井上が9-5で勝利。


予選4:竹内公輔−竹内譲次
ツインズ対決は一触即発?! 最初のルーズボールで、ボールを取った譲次を止めようとした公輔が勢い余って激突。ファールとなり、2人とも転んでしまいます。この事態に、井上、松本ら後ろで見ていたメンバーは大喜び(?)。

レベルの高い竹内兄弟対決に皆カメラを構えます。2-0から残り15秒、竹内公輔の3ポイントシュートが決まって5-0。竹内譲次の3ポイントシュートは決まらず、最後に1人アリウープを決めた竹内公輔が7-0で勝ちました。
<3Pコンテスト>
3Pコンテストは45秒間で何本入ったか競います。パッサーにボールボーイが参加、目を輝かせていました。残り20秒からは2本分カウントされるカラーボールを投入。瀬木はなんと4点ラインから挑戦!

トップバッターの内海がいきなり10本とハイレベルな戦いとなりました。優勝は11本決めた岩隈。
エントリー1:内海 10本 立ち上がりからリズムよく決めました。
エントリー2:竹内公 5本 全てのアトラクションにエントリー。しかし、ブザービーターを決めて5本にとどまりました。
エントリー3:岩隈 11本
エントリー4:末廣 10本 終了直前にカラーボールを狙うも惜しくもアウト。
エントリー5:瀬木 5本 やはり4点ラインからは難しかった模様…。
エントリー6:岡田 10本 不敵な笑みを浮かべてスタートも、最後のカラーボールを受け取ったところでブザー。
<1on1準決勝・決勝>

準決勝1:石崎 2-6 菊地
ハーフライン側も観客が囲む中での準決勝は、まず菊地が決定力で決勝進出。
準決勝2:井上−竹内公
準決勝2つ目はセンター対決。盛り上げるもシュートの入らない井上に対し、竹内は会話する余裕も。残り2秒、0-2でビハインドの井上が3Pを試み、倒れるとファールコール。苦笑いの竹内公も判定は覆りません。

井上は思い切り痛がりつつ、してやったりの笑み。最初のルーズボールもあからさまに井上寄りに投げられるなど、審判買収疑惑が濃厚でした。

しかし、残り2秒でダンクを決めた竹内公が4-3で決勝進出。

決勝はBGMを止めるも、盛り上げには至らず。プレーも互いに遠い間合いから3Pシュートばかりになってしまいます。菊地がダンクに挑戦するも、なかなか成功できず頭を抱えるの図。結局9-0で竹内公が優勝しました。
<ダンクコンテスト>

選手やゲスト、ファンから10人が採点に。1人10点×10人で、参加選手は2回試みて高い方の得点を採用します。
エントリー1:竹内公輔 98点/99点 自ら投げ上げ、それをキャッチしてターンダンク、バックダンク!
エントリー2:竹内譲次 98点/97点 ハーフラインより後ろからまっすぐ走ってのダンク、豪快なワンハンドダンク。
なぜか竹内兄弟には採点が辛いイノキさん…。

優勝をさらったのは3・4番目にチャレンジしたガード2人でした。3番目の横尾は、1本目にベースラインから豪快なターンダンク(左・中)を決めて100点。2回目は、カメラを構えた酒井を寝かせて飛び越えますがダンクは失敗し84点でした。

トリの岡田はまずハーフライン後ろよりダッシュしてのダンクで100点。2度目は360度回転ダンクで両方100点をたたき出しました。

同点優勝の2人のウィニングダンク。横尾は、「さっきはうまく撮れていなかった」と酒井が申し出て飛び越しダンクに再挑戦。今度はダンクも決まり、「取れた?」「ばっちり!」と嬉しそうな酒井。この後、岡田にも同じ役を頼まれていました。
<5on5トーナメント決勝>

チームA−チームD
敗退したチームB、Cから前半に1人、後半に1人“ドラフト”で加えることができます。チームDは竹内公輔を指名してインサイドを固めます。一方のチームAは正中を指名して好ガードの競演に。

なぜかポイントガードのようにふるまう井上。

前半は菊地と石崎のマッチアップが白熱します。その後、中盤にチームA・大崎の外が続けて決まり、さらに前半終了直前に石崎が4点シュート、小野寺がブザービーターを決め37-26とリード。

サイズ的にチームDが有利かと予想されましたが、それを覆したのは小野寺の堅守。ファンも思わずうなっていました。

太田が決めると大声援!

日体大のマスコット・グリーとズリーのパフォーマンスをはさんで迎えた後半、チームAは松本、チームDは竹内譲次を指名してますますアウトサイド対インサイドの構図になります。
チームDはゾーンをしき、岡田に譲次をつけるボックス1で臨みます。

これが功を奏し、チームDはディフェンスリバウンドをきっちり取って末廣・竹内公輔の3ポイントシュートにつなげ、残り8分(決勝は12分ハーフ)37-37でタイムアウトになります。

この後は一進一退。チームAがパッシングからアウトサイドにつなげ突き放します。「やばい、追いつかない」とチームD・井上。残り2分、49-44とビハインドも「まだいける」と助っ人の竹内公。チームDはテイクファールを2つ、チームAは正中の3ポイントシュートで加点し、残り40秒52-48となります。チームDは4点シュートを狙うも短く、チームA・石崎がキープ。しかしシュートは外れ、菊地がブザービーターの4点シュートを狙うも今度は決まらず、ゲームセットとなりました。
<カーテンコール>

BOJ代表の挨拶に続き、大学ごとに全員がコールされ、一列に並びます。マイクをリレーしてコメント。進路などを選手の口から直接聞けるのは、ファンにとってとても幸せなことだったはずです。
筑波大の小松は「入れ替え戦ではどこかのチームに勝てなくて…」と隣の専修の2人をちらり。専修・友利は「去年はふがいない結果でしたが、今年はまた専修らしいバスケットを見せます」
5on5でユニフォームの胸をつかんだ正中は「このユニフォームにプライドを持ってやれてよかった」。「これからも切磋琢磨して、またこのメンバーで今度は日本代表としてできたら楽しいと思う」と竹内公輔が力強く言えば、「自分は今日でバスケットは最後だけれど、こんなスーパースターと一緒にできてよかった。皆にはJBLやbjで頑張ってほしい。僕も応援しています」と山本。本当に素晴らしい選手の集まった代でした。
今シーズンのヒーロー達。正中が自慢の枝豆筋肉を披露しています。
<交流タイム>

集合写真を取るファンのすごいこと! この後の交流タイムでも長い列ができていました。松本がカーテンコールで口にした、「大学のバスケットを盛り上げつつ、日本のバスケットを盛り上げていきましょう!」という言葉を実践することで、今年の代にもらった大きな物のお返しがしたいものです。
取材・文 北村美夏 2007年01月28日
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