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男子インカレ開幕!早稲田大−九州東海大、白鴎大−東北学院大、明治大−大院大 バスケ

バックビハインドパスも見せた
徳山大#55久保(PG/4年)
 11月26日、東京の代々木第2体育館にて男子第59回全日本学生バスケットボール選手権大会(通称インカレ)が開幕した。
 初日の今日は1回戦6試合が行われ、すべて関東のチームが勝った。第8シードで東北王者の東北学院大も初出場の白鴎大に1歩及ばなかった。
 明日も同様に1回戦6試合が行われる。

26日(1回戦)のその他の結果
専修大(関東4) 107-65 徳山大(中国2)
中央大(関東8) 109-47 愛媛大(四国1)
青学大(関東1) 137-67 新潟経営大(北信越2)

ボックススコア、レポートは インカレ公式サイト へ

昨年のインカレレポートは こちら





第1試合
早稲田大(関東9) 90(19-24 18-9 19-8 34-21)62 九州東海大(九州3)

「勝たせた」ではなく「勝ってもらった」
九州東海大の新しい1歩

 4Q残り5分、71-50と20点差がつくと、九州東海大は最後のタイムアウトを取った。さらにその後、早稲田大のフリースロー時にも元コーチはコートの5人を集めて指示を出していた。

 「最後の5分は、ゲームの勝負はもうついていたのでオフェンスの練習をしようと思って、離したんです。とにかく全国大会の経験がないから、この中でパッシングゲームを練習させて、来年、再来年につなげようと」


 立ち上がりこそ外角がよく決まってリードしたが、2Qに得点が止まる間に早稲田大に逆転を許す。4点ビハインドで迎えた3Qは、#15久山(182cm・SG/3年)が目の上の出血を止めている間に早稲田大#10風間に連続得点を許し、開始3分で49-37とされてしまう。そのあとしばらく10点差で粘ったが、早稲田大#7近森のドライブで突き放され、先述の点差となった。

 「出だしはなんとかうまくごまかしたのですが、2Qの終盤が痛かった。そこでミスが4本くらい出て逆転されたのが大きな敗因じゃないかなと思います」

 それでも、最後まで前から当たっていき、マイボールにすれば「パスをしっかりやれ!」と指示があったように小気味よくつないでいく。フィニッシュまではまとめきれなかったが、このテンポの良さは見る者をわくわくさせるだけの力があった。


九州東海大#15久山
粗削りながら光るものを見せた
 「うちは小さいのでパッシングゲームしかできないんです。それが6、7割まで完成していればいい勝負ができたでしょう。でも今年はジョーンズカップやユニバがあって私がちょっと忙しくて、あまりチームを見られなかったので3割くらいまでしかいかなかった。それは悔いが残ります。でも、子供たちは4月に初めてこういうバスケットを経験した割によくやってくれたと思います。今日も最後は離したので最終的な失点は多かったですが、早稲田大相手に前半37失点、4Q終盤まで70点台というのは本当に頑張った。ただそこから速攻で持っていって確実に決めるというところが、今日はちょっと緊張したりミスが多くてあまりよくなかったです」

 続けて「やっぱり田舎モンだからなぁ」と言って笑った元コーチは、今年九州産業大から九州東海大にやってきた。ただでさえスタイルを浸透させる時間がない中、U-24にコーチとして帯同。帰ってきたらすぐ九州リーグという状況だったが、久しぶりにチームをインカレに導いてみせた。しかし、それを元コーチは“勝ってもらった”という表現を使った。

 「リーグはすべて接戦でしたがうまく勝ってもらって、久しぶりにインカレに出られた。西日本大会ベスト8も初めてですし、田舎の無名な学生たちがよくここまでこれたと思います。一生懸命やってくれた選手たちには、本当に感謝していますね。来年はじっくりチームを見られると思うので、選手たちと一緒になっていいバスケットをしたい。まずは2年以内にベスト8を目指して。小さくても、やればできないことはないので!九産大に続く旋風を起こしたいと思います」

 ちなみに、今年のリーグ戦の九産大戦は1ゴール差の大接戦。このとき元コーチはベンチに入っていなかったという。「だって、教え子だから動きはお互い全部わかるから(笑)。あと2年は九産大戦のベンチには入りません」

 実は、この試合に勝てば九州東海大は優勝だったが、「九産大に花を持たそうと」と冗談を言ってみせた。しかし九産大は上位リーグに進めず、インカレ出場を逃した。「このやろー!」と言いつつも、複雑な気持ちだろう。


 しかし、時間は進んでいる。元コーチ率いる九州東海大も、来年から名称が変わり、東海大学九州になるという。旋風を吹かす日にも、きっと1歩ずつ近づいている。


3週間の挑戦 早稲田大
 一方の早稲田大は、入替戦で敗れてから3週間、体制をかえ、気持ちを切り替えて練習に取り組んできた。

リバウンドをしっかり確保
 「入替戦は取り返しのつかない失敗をし、すべてを失いました。でも気落ちしている暇もなかった。後輩たちにも、応援してくれている人にも残さなければいけないものがある。ここから僕たちに何ができるかを考えて、話し合って、インカレまでの3週間は選手主体でやろうと決めて、すっきりした気持ちで取り組みました」(#7近森)

 ただ、取り組むといっても時間は限られていた。それが逆に「もう単純なことを徹底するしかない」と練習の一層の充実につながった。

 「色々考えましたが、僕らのやるべきことはやっぱりディフェンスから走ること。2年前の菅原さんたちの代のビデオを見たら、トランジションのスピードが今と全然違っていたんです。あぁこれだ、と。いくら走る練習をしても、攻守の切り替えのところで負けてしまったらギャップ(ディフェンスが1歩遅れることによるずれ)は突けず、意味がないんです。そこでキーになるのはリバウンド。そこをしっかりやればいいバスケットができると思います」

 リバウンドに関しては、サイズがない分これまでも“ボックスアウトしよう”と口では言っていたという。それを、この3週間は“相手を飛ばせないところまで”徹底するようにした。さらにこの日はスターティングメンバーのうちガード1枚をセンターに入れ替え、従来の4アウトスタイルを変更。結果、ディフェンスリバウンドで九州東海大を12本上回り、速攻で突き放すことができた。


4Q、チームメートの活躍に笑顔を見せる
早稲田大#7近森(左)と#10風間。
この日は2人で53点をたたき出した
 また、今シーズン通しての課題である“近森に偏ったときどうするか”については、インカレ前の六大学リーグの際ガードの#17井手はこう言っていた。

 「最後に近森さんに頼ってしまうのは足が止まっているとき。でも皆の足が止まっていると、1on1しようにもディフェンスが構えている状態でスタンディングから行かなければならなくて、1on1というか1on2みたいな感じになってしまっていたんです。そこで、”点が止まる時間はどのチームにもあるから、パッシングだ”と皆が意識できればよくなると思います」

 パッシングを意識すれば、5人が広がりそれぞれが1on1をするスペースもできる。この試合で印象的だったのは、3Qに#7近森のドライブが見られたこと。トーナメントの時にも見られたいい形だ。もちろんパッシングバスケは3週間で完成するようなものではないが、少しずつよくなっている。

 近森は言う。「インカレで僕らに期待する人はもう全然いないと思います。でも自分たちのやるべきことをやってもう1度流れをつかめば、ベスト4だって絶対入れると僕は思います。どちらにせよ、どんな結果になるかはこの3週間の練習に全て掛かっている。練習で自分たちはやるべきことはやったって実感があれば、皆自信を持って勝負所でも人任せにせずできると思います」

 六大学リーグの時点では、「有意義な練習ができているし、やるべきことは見えてきた」と言っていた。その後さらに意味のある練習ができたかどうかは、ベスト8のかかる2回戦・白鴎大戦で明らかになる。

 「まずはベスト8に入らないと何も始まらない。白鴎は去年のサラダリーグで見て、“こいつら強くなるな”と感じたのが印象に残っています。勢いがあって絶対楽には勝たせてくれないでしょうから、気を引き締めて臨みたい。その次は青学か中央…どちらもリベンジしなければいけない相手なので、それに向けて死に物狂いでやるだけです」(近森)


第2試合

東北学院大#25一戸
白鴎大(関東13) 72(17-17 23-11 12-11 20-21)60 東北学院大(東北1)

東北学院大、怪我に泣く

 いつも笑顔の東北学院大#25一戸(178cm・SG/4年)。しかし、ポイントガードのポジションはいつもの場所ではなかった。なぜそこにいるのか―?

 「2週間前のオールジャパン東北予選のとき、スタメンが全員大なり小なり怪我をしてしまったんです。だからそこからインカレまではあまりいい状態ではなかったと言わざるを得ません。自分が1番になったりなど色々状況がかわって、期間は短くて。でも、やれることはやって臨みました」(一戸)

 東北予選の前の練習ゲームでももかんを食らっていた一戸を含め、なんとスタメン5人とも万全の状態ではなかったというのだ。それでも、そのうちガードを除く4人はこの試合もスタメンでコートに立ち、立ち上がり先行されても昨年ベスト8のチームらしく慌てなかった。Q中盤から一戸が3連続得点、さらにシューター#7鹿内(181cm・SG/4年)がカウンターで3Pを決めて9-3から11-13と逆転。白鴎大#33フィルユンのインサイドも機能させず、17-17とした。

 しかし2Q、正ガード不在がじわじわ響いて得点が止まる。フリースローもしっくりこず、その間に白鴎大#88サインバヤルにリバウンドシュート、#33フィルユンに裏パスからのゴール下を決められてしまう。この試合キレのいい動きを見せた白鴎大#00藤江の3Pで残り5分29-18と2桁差がついた。

 東北学院大は、
 「正ガードの須田がいいガードなので、いつもは2・3番で気持ちよくやらせてもらっていたのですが、今日は1番だからパスを回さなきゃというのもあるし、点を取れないときは自分が取らなきゃという意識もあって、ちょっと迷った分失敗も多かったです」
 という得点源の一戸がこのQ2点にとどまり、そこからの展開もなかなかできなかったのがやはり大きかった。



白鴎大#88サインバヤル チーム
63本中23本のリバウンドを奪取
 一方の白鴎大は、#88サインバヤルと司令塔の#3店橋がファールトラブルで交代といういつもなら苦しむパターンに陥るが、2Qラスト1分間に2度のタイムアウトを取るとその後のオフェンスをいずれも成功させ、36-28から40-28として前半を終えた。

 この点差は、東北学院大のオフェンス力をもってすればまだ射程圏内だった。さらに白鴎大は3Q、シュートが落ちていた。だが、東北学院大はどうしても淡白なオフェンスになってしまい、7点差まで詰めるものの畳み掛けられない。

 すると4Q、白鴎大の方が波に乗る。#91片岡がドライブ、#17杉本が3Pと持ち味を発揮すると、#33フィルユンが3連続でシュートを決めるなどゴール下を支配。残り3分半65-44としてインカレ初勝利を決定付けた。


 対する東北学院大は、この最終Qに2度のタイムアウトを試みるも、打開策を見出せずに終わってしまった。

 「タイムアウトのときは、選手同士で“もうちょっと動こう”とか確認し合っていました。先生には“とにかくリバウンドを取られたら負ける”とだけは言われていたのですが…取れなかったですね。ポジションがかわって下級生は戸惑いもあって、あんなだめな試合になってしまいました。今まで1年やってきたことができなかった。リーグは良かったのですが、東北予選のとき能代工、高校生に負けたというので気持ち的にも落ちていたと思います」(一戸)

 その東北予選では準決勝で能代工高に敗れたため、優勝チーム(他で出場権を得ている場合は2位が繰り上げ)にのみ与えられるオールジャパンの地区代表出場権は取れなかった。そしてこのインカレでもベスト8に残れず、4年生にとっては思いがけなくも早い引退となってしまった。

 キャプテンの一戸は「できる限り一生懸命頑張ったので、悔いはちょっと残るのですが…あまり気にしないようにしたい」と複雑な心境を吐露。フィジカル面でもメンタル面でも東北予選が鬼門となった。スポーツに怪我はつきものとはいえ、「しょうがないとは言いたくないが、しょうがない」という佐々木コーチの言葉が印象に残る。

 本当なら、「去年ベスト8に入れたのはちょっとした運も付いていたと思うので今年は実力で頑張る」つもりだった。
 「去年はベスト8に残って安心してしまい、それ以上行けなかったので、8に入った後の上位を」狙っていた。

 だが、いまや全てかなわなくなってしまった。今年の東北学院というチームを、もう少し見たかった。


 白鴎大は、インカレ初出場ということでOBならぬ“Old Soldiers”から送られた横断幕がお目見え。そして初勝利!

 次は来年から同じリーグでプレーすることになる早稲田大と対戦する。去年の新人戦で当たったときは早稲田大が8点差で勝ったが、そのとき早稲田大に勝利をもたらした太田匠は今大会エントリーしていないし、上級生もいる。勝敗の行方は―?





第3試合

大阪学院大#1平岡(写真右)
明治大#6伊與田とマッチアップ
明治大(関東11) 88(24-14 17-19 23-7 24-11)51大院大(関西4)

明治大、3Qに集中力発揮 大院大は力を出し切れず

 昨年のインカレ会場はベンチと応援席が遠く離れていたが、今年は同じフロアレベル。試合開始直前、大院大のベンチメンバーはスタンドのメンバーのもとで円陣を組んだ。「自分らは明るくて楽しいチーム」と#47米崎キャプテン(190cm・C)が言う通り、どの顔も笑顔だった。

 しかし、その裏には「やっぱり緊張やプレッシャーがあった」と米崎。「去年主力だった先輩方が抜けて、若いチームでこのインカレに挑んだのですが、関東のチームとやるのが初めてのやつばかりだったので…」


 “自分たちはディフェンスのチーム”と自負する大院大は、明治大にゾーンをぶつけた。
 「金丸くん(明治大#14金丸晃輔、192cm・F/1年)がエースとビデオで見てわかっていたし、他のメンバーも3Pがあるので、外を打たすより中でやらせてカバーしていこうというプランでした」(大院大#1平岡)

 だが1Q、立ち上がりにその#14金丸らに3本連続で3Pを決められてしまい、10点を追いかけることになる。2Qには得点源の#17濱中(184cm・PF/3年)が3ファールでベンチに下がらざるを得なくなり苦しいが、#1平岡(176cm・SG/1年)の1本目の3Pが決まるとベンチ・スタンドから大歓声が起こって大院大の流れに。#14廣岡(178cm・SF/4年)のスティールからのレイアップも決まるが、明治大はチームファールフリースローで加点していき10点から詰まらない。そこで残り2分半、大院大は#77濱中をコートに戻すと、鮮やかな速攻が決まって41-33と1桁差で折り返すことに成功した。


明治大#3金丸英
 一方の明治大は、#14金丸が前半で17点決めてはいたが、シュートミスの後に首を傾げるなどまだ本調子ではなかった。だが後半、塚本ヘッドコーチが「3Qの頭が勝負!」と送り出すと、さすがの集中力を発揮。特に貢献したのが#3金丸英悟(193cm・F/2年)だ。金丸晃輔の苦しいシュートをリバウンドで押し込みフォローすると、晃輔は気持ちよくプレーし始めクラッチシュートを決めるなど連続得点。後半開始3分半で51-33と一気に差が広がった。

 大院大はこれ以上離されたくないが、ファールがかさみ前半と同じく苦しい展開になる。#14廣岡が後半初得点をあげるとやっと落ち着き、それからの約4分間は明治大の得点を4点に抑える。だが、肝心のオフェンスでターンオーバーが相次ぎ点差を詰められない。3Q終了間際についに我慢が途切れ、明治大#14金丸晃に3P2本を含む3連続得点を許して63-38。結局、試合を通してコンスタントに得点され32点を献上してしまった。

 「わかってはいたのですが、点を取られてしまいました。特にリバウンドからの分がもったいなかったです。それでも2Qに一時ちゃんと持ち直したのですが、伊與田(明治大#6、171cm・PG/3年)さんのディフェンスにびびってしまった自分のミスが続き、少しずつリズムが悪くなってチームが悪循環になってしまった。それで3Qに一気に崩れてしまったと思います」

 と大院大のルーキー・#1平岡は責任を口にした。だが、米崎キャプテンはこうフォローした。

 「ミスが多かったですが、それも相手のプレッシャーが強かったからだと思います。僕たちはオフェンスで取れない分ディフェンスで頑張らないといけなかったんですが、相手のディフェンスの方が上だったということ。もっと自分たちの力を出していればいい試合ができたと思いますが、呑まれてしまって、リーグ終盤のいい流れを持ってこられなかった。何より僕らのとりえである元気とか明るさもあまり出せていなかったんじゃないかなと思います。レベルの違いを感じました」 


楽しさと涙の先に 大阪学院大

全員で円陣!
 主力のファールトラブル、相次いだミス。確かに不完全燃焼だろう。それでも、大院大が何を大切にしているチームなのかはよく伝わってきた。試合後のミーティングでは、行広監督の言葉に涙する4回生もいたという。

 「正直、4年間つらくてしんどい練習ばかりだったし、それでも試合に出れんと終わったメンバーもいる。でも、出ていた5人は頑張ってくれたと思うから、それもまた泣けてきたんでしょう。僕自身は、試合に負けたのは本当に悔しいのですが、心のどこかで…肩の荷が下りたというか。ほっとしたというところがあるかもしれないです。ホントにしんどかったから」と米崎キャプテン

 大院大には米崎をはじめ、高校時代に1度も全国経験のないメンバーもいる。それでも関西1部で渡り合うためには、練習は自ずと“しんどく”なる。「なんで、それを乗り越えるために楽しくというのを覚えて、年々明るいチームになっていきました」

 チームの明るさは“しんどい”練習を乗り越える力をくれた。今度はその力をもって、勝ちを掴みたい。

 「来年またインカレに来て、ベスト8に是非入ってほしいと思います。今日試合に出たメンバーは感じたと思うのですが、関東のチームは関西にはないプレッシャーやディフェンスのうまさがある。それを下級生にはこの若い時期に経験してもらっただけで来たかいはあったと僕は思っています。全っ力で(笑)後輩に託します!」(米崎)



#14廣岡(左)と#77濱中 笑顔が絶えない
 図らずもルーキーの平岡は、明治大#6伊與田とのマッチアップについてこう言っていた。「関西はあんなディフェンスはしないです。でも、だからすごく勉強になりました」
 そして、同時に悔しさも味わった。「4回生がこのチームを作ってくれたので、点差があいても最後まで4回生のために頑張りたかったのですが…うまくできなかったです。何も考えることができなかった」

 インカレ出場には16点差以上の勝ちが条件だった関西リーグ最終週の京産大戦、9本の3Pシュートを決めて勝利に貢献した平岡だが、この日は前半の1本のみと沈黙した。しかし、引き換えに得たものは大きい。

 「だめな部分がまだまだあります。ディフェンスができないのでまずそこを練習して、オフェンスでも駆け引きがうまくなりたい。それに今日、身体の当たりで吹っ飛ばされたりもしたので、もっとウエイトをして、足腰も鍛えて…また1からやり直して、来年頑張りたいです」


 インカレの借りはインカレで。来年、また楽しく、そして強いチームを見せてほしい。


取材・文 北村美夏 2007年11月26日
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