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ポジションはインサイドながら、シューティングでは積極的に3ポイントシュートを打っていた。「3ポイントは練習中です。最近(感覚を)つかんだ気がします。このあいだ塚本さんにも“いいね！”って言われたんです。試合でも入るといいなって思います。」と初々しい笑顔を浮かべた。合流して3ヵ月ながら明治大1の成長株。ウォームアップでは先輩に負けない大きな声を出すなど“大学生”が板についてきた。

今年2月末の初日から練習に参加していましたね。
「(他の1年生も)みんな来ているのかな？と思ったら誰も来ていなかったんですよ(笑)。すでに寮があいていてこちらに来てはいました。監督とは握手をして、頑張ろうって言われました。」

何故明治を選んだのですか？
「高校のとき、監督と“大学どこに行きたい？”“関東です”“学部は？”“決まってません”というやり取りがあったんです。そしたら次のときに明治のAO入試のパンフレットを持ってきてくれて、ダメ元で受けてみたら受かったんです。なので一応2部リーグということは知っていたのですがあまりよくわかっていませんでした。」

“関東”にこだわりがあったのですか？
「やっぱり強いんで。高校のとき全国に出られてもあまり勝てなかったんです。親も賛成してくれたし、1人暮らしとかしてみたいなっていう気持ちもあって。」

それで来てみたら塚本監督就任！というわけですね。約3ヶ月やってみて、塚本監督のバスケットはどうですか？
「…まだなんて言っていいかわからないです(笑)。頭を使うので大変ではありますね。」

5月の京王杯ではたくさんのチームと試合をしましたが、手応えは？
「パワーが足りないって思いました。筋トレしないと。あと体力もダメでした。オフェンスでは、ボールをもらってもそこからうまく攻められないし、ディフェンスでも外のディフェンスが…。まだまだですね。」

他の1・2年生はどうですか？
「今日(自主連)3・4年生とゲームをやりましたが、黒田(裕・3年)さんとかいなかったのに勝てなかったですからね…。人数はこちら(1・2年生)の方が多いのに。新人戦としての練習をまだしていないこともあって、チームとして出来ていないですね。」

そうなんですね。その中ではまだ考えにくいかもしれませんが、新人戦の目標はありますか？
「ありますよ。やっぱり東海大とやりたいです。自分達が3年生になっても、上を目指していたら絶対当たると思うんですよ。なのでなるべくはやいうちにやっておきたいんです。」

最後にチーム・選手・自分について、トーナメントのここを見て欲しい、というところをどうぞ。
「自分はリバウンドです。というかリバウンドしかないです(笑)。チームはまだできていないけれどどこまでやれるかという感じですね。とりあえず勝ちたいなって思います。」
（2004年6月5日インタビュー）