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下級生だけでも20人以上。メンバーは決定しているが、まだ知らされてはいない。池内ヘッドコーチは不在ながら、助っ人に来た3・4年生のもと、皆が集中してレベルの高い練習を行っていた。その中で柳澤は、ほとんどシュートを打たず、周りに打たせよう、としていた。「自分は小さいから、カットインしてもつぶされる。上のレベルになるほどそうだと思う」。見てほしいところも「ディフェンス」とポイントゲッターだった高校時代のプレースタイルから脱皮を図っている。

大学に入って約3ヶ月。大学バスケットはどうですか？
「みんなうまいです。イメージした通りですね。後やっぱりデカイ。」

拓殖大を選んだ理由はありますか？
「高校(市立船橋)の監督がすすめてくれたので。自分でも、やるんだったら強いところでやりたいなって気持ちがありました。」

高校と違うな、と思うところは？
「寮になったので、最初大変でしたね。食事は出してくれるんですが、そのほかのことは自分でやらないといけないので、今までやってくれていた親に感謝！って感じでしたね(笑)。」

ではバスケットで、ここは通用するな、ここはまだ足りないなと思うところは見つかりましたか？
「足りないところは…全部(笑)。スピード、シュート力、それからフィジカル面。当たりの強さとか足りていないですね。得意なのは相手との駆け引きです。通用するかといったらまだこれからだと思いますが、これを武器にしていきたいです。うまくなることしかないですね。」

目標とする選手はいますか？
「伊藤(拓郎・3年)さんです(即答)！はやくってうまい。身体能力が高いし。ディフェンスがうまくて、勝負どころに強い。伊藤さんみたいな選手になりたいです。」

では、新人戦の話に移ります。今年のチームは柳澤選手から見てどんなチームですか？
「長谷川(武・2年)さんを中心に、周りが付いていく、という感じですね。長谷川さんが生きるように動ければいい感じで出来ると思います。」

新人戦は柳澤選手にとってどういう大会ですか？
「うーん、まぁ普通に頑張りたいです。普段の練習からチャンスがあれば生かして上に上がりたいと思っているので、いつも通り出来ればいいかなと思います。組み合わせもどこが気になるかとかは別に…やっぱりやってみないとわからないじゃないですか。まぁいっぱい勝ちたいですけど。」

最後にチーム・選手・自分について、トーナメントのここを見て欲しい、というところをどうぞ。
「自分はディフェンスです。そしてそこから速攻に参加する場面。ディフェンスは、相手のエースに付いたりしたら、止めたいですね。チームもやっぱりディフェンスを頑張るチームなので、そこですね。ディフェンスから速攻が出せると拓大のリズムだと思います。」
（2004年6月8日インタビュー）