<男子第79回女子第70回全日本総合バスケットボール選手権大会> 28日、全日本総合バスケットボール選手権大会の女子1回戦13試合が駒沢体育館で行われた。WJBL勢はいずれも順当勝ち。先の全日本学生バスケットボール選手権大会(インカレ)で優勝した日本体育大も札幌大学に快勝した。大阪薫英女学院高と誠英高の高校勢も健闘した。
大阪薫英女学院は、ウインターカップ(高校選抜大会)に出られなかった悔しさをぶつけるべく鹿屋体育大学に挑戦した。 第1クォーター、大阪薫英女学院はシュートが入らず、インサイドで得点されて3-10とリードされる。しかしタイムアウト明け、#13小林の3ポイントシュート、2-3ゾーンのリバウンドからの速攻が出て10-10とし、さらに#4村田の3ポイントシュートで13-10と逆転する。鹿屋体育大学#7名護にポイントされるが、リバウンドが取れるようになって互角の戦いとなり、#14坪内のカットインなどで第1クォーターを22-18とリードする。 第2クォーター、鹿屋体育大学の3ポイントシュートを#7佐藤がチェックに出て、そのリバウンドからの速攻で一時30-24とリードを広げる。しかし中盤以降、鹿屋体育大学のインサイドのシュートが決まりだすと苦しくなり、34-37とわずかにリードを許して折り返す。 後半、外のシュートが入らない間に差を広げられ、残り5分で40-48とされる。ここから、#7佐藤がインサイドで踏ん張り、#13小林らガード陣も積極的にリバウンドに飛び込んで52-55と食らい付く。しかし最終クォーター、カットインのシュートが落ち、DFの足も止まってくる中で確実にシュートを決められ、59-69で惜しくも敗れた。
<取材・文 北村美夏>