女子決勝:日本航空が初優勝! 2005.1.9 特集ページはこちら
1月9日(日)、代々木第2体育館で男子第80回女子第71回全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)の女子決勝が行なわれた。

日本航空vsシャンソン化粧品の対戦となった決勝戦は、日本航空が先行したが、最終クォーターシャンソン化粧品が追い上げ一時は逆転するも、最後はディフェンスの粘りと積極的なオフェンスで日本航空が接戦をものにし、この大会の初優勝を飾った。


写真:林総監督を胴上げする日本航空の選手たち


優勝の日本航空(初)

準優勝のシャンソン化粧品

<ベスト5>

日本航空#7薮内夏美(2年ぶり2回目)

日本航空#11矢代直美(3年ぶり2回目)

シャンソン#0永田睦子(7年連続8回目)

 JOMO#1大神雄子(初)

トヨタ自動車#15池田麻美(初)


<平成16年度男子第80回女子第71回全日本総合バスケットボール選手権大会 女子準々決勝>
1月4日(火) 会場:代々木第2体育館

TEAM
 



 
TEAM
76
26
1st
11
67
 
日本航空
14
2nd
20
シャンソン化粧品
16
3rd
20
 
20
4th
16
 

スターティングメンバー
日本航空:#6堀部、#7薮内(夏)、#10柳本、#11矢代、#13畑岸
シャンソン:#0永田、#3三木、#7相澤、#8石川、#12江口

第1クォーター、開始から15秒にシャンソン#7相澤のドライブに合わせた#0永田をファールで止め、フリースローを1本決められてシャンソンに先行されると、さらにシャンソン#3三木にもドライブイン・シュートを決められ0-3となり、日本航空は#3薮内敏をインサイドに入れる。日本航空#6堀部がディフェンスを振り切ってのミドルシュートを決めついて行くが、シャンソンの個人能力を活かした1on1を止められず、4-7とリードを許す。しかし、残り7分16秒から日本航空は速いパス回しでボールを止めないオフェンスでシャンソンのディフェンスを崩していき、#10柳本と#3薮内敏の連続得点で一気に逆転に成功。残り5分55秒、10-7でシャンソンにタイムアウトを取らせる。タイムアウト後も流れは変わらず、日本航空#6堀部のミドルシュートで12-7とする。さらに#7薮内夏がドライブインでファールをもらい、フリースローの1本目を決めると、2本目をはずすもリバウンドがヘルドボールとなり、日本航空のボールとなる。ここでシャンソンに早くも2回目のタイムアウトを取らせるが、その後も日本航空はオフェンス・ディフェンスともに足が止まることがなく、残り4分37秒にはシャンソンから24秒オーバータイムを取る。そして#3薮内敏が再び連続得点し、さらにディフェンスリバウンドからの速攻を#6堀部が決め19-8と引き離す。

日本航空#7薮内夏

シャンソン#3三木
しかしシャンソン#3三木に3ポイントシュートを決められ、続けて日本航空のオフェンスでターンオーバーが出ると、残り2分17秒にタイムアウトを取る。ここから日本航空はディフェンスをさらに締めてかかり、シャンソンにチームオフェンスを組ませない。そしてリズムを作った日本航空は好調の#3薮内敏や#6堀部が得点し、26-11と15点差をつけて日本航空がリードする。

第2クォーター、シャンソンのスタートに#33河が入ると、シャンソン最初の攻撃でその#33河にオフェンスリバウンドを決められてしまうが、ディフェンスで粘る日本航空は流れを渡さず、#11矢代や#7薮内夏の得点につなげ、リードを守る。しかし残り7分35秒、シャンソン#0永田に1on1でかわされ得点されると、さらに#7相澤の連続得点につなげられ、28-19と追い上げられる。残り6分6秒にはオフェンスの決め手を欠いた日本航空が24秒オーバータイムを取られるが、すぐにシャンソン#33河にオフェンスファールを取らせることができる。ここから両チームともに厳しく当るディフェンスを行いファールが増えてしまい、なかなかリズムが作れなくなる。残り2分6秒シャンソン#3三木に3ポイントシュートを決められ、36-29と点差が縮まるが、日本航空は#7薮内夏がミスマッチを衝いたゴール下での展開で連続得点し、なんとかリードを維持。40-31と日本航空が9点リードして前半を終える。
第3クォーターの開始も第1クォーター同様、先にシャンソンに流れを作られ、残り8分9秒にシャンソン#3三木に3ポイントシュートを決められ、42-37と5点差に詰められる。すかさず日本航空も#6堀部の3ポイントシュートで入れ返すも、シャンソンの厳しいディフェンスになかなか流れが作れず、残り7分38秒にタイムアウトを取る。しかし勢いに乗るシャンソンに#33河のオフェンスリバウンドで得点され、45-41と迫られる。ここで日本航空は#3薮内敏・#11矢代のインサイドが奮闘し、49-41とリードをひろげシャンソンにタイムアウトを取らせる。その後シャンソン#0永田に個人技を活かしたエンドライン沿いのドライブインからのバックシュートで得点されると、日本航空にターンオーバーが出てしまう。残り2分58秒、代わって入った#8岩村が3ポイントシュートを決め、流れを引き戻し、残り2分34秒から#7薮内夏の連続得点でリードをひろげるが、シャンソン#33河の存在でインサイドにファールがかさみ、残り1分25秒に#13畑岸が、残り1分1秒に#3薮内敏がそれぞれ4個目のファールをしてしまう。勢いを取り戻したシャンソンに残り4秒から#3三木の3ポイントシュートを決められ、56-51と日本航空のリードは5点と縮まって第3クォーターを終える。
 

日本航空#13畑岸
第4クォーター開始からシャンソンに厳しいプレスディフェンスをしかれ、日本航空はリズムを作れない。シャンソン#8石川・#3三木と連続得点され、56-55と1点差にまで迫られる。残り8分55秒、シャンソン#33河に4個目のファールをさせるが、その直後の残り8分43秒に日本航空#3薮内敏が5個目のファールをしてしまいベンチに下がる。代わりに入った#13畑岸もファール4個と日本航空のインサイドは苦しくなり、残り8分18秒にシャンソン#0永田にオフェンスリバウンドを決められ、56-57とシャンソンに逆転されてしまう。

シャンソン#7相澤
さらにオフェンスでもシャンソンのオールコートでのプレスディフェンスにボールを運ぶこともままならなくなり、残り8分に日本航空はタイムアウトを取る。残り6分57秒、日本航空は#7薮内夏がスチールからの速攻を決め、58-57と逆転。しかし、すぐにシャンソン#0永田にゴール下を攻められ58-59と再逆転されてしまう。強気で攻める日本航空#7薮内夏がミスマッチを衝いた1on1を仕掛け、残り6分24秒に60-59と日本航空がリードを奪うと、どちらも一歩も引かない展開となり、ゲームはヒートアップする。リバウンド争いからこぼれたボールを日本航空#7薮内夏がゴールのねじ込み、62-59と3点差とするが、残り5分14秒、シャンソン#33河にゴール下で決められ、再び1点差に詰められる。両チームとも当りの強いディフェンスとリバウンド・ルーズボールの争いが白熱し、なかなか得点できない。しかし残り4分21秒、シャンソン#7相澤を5個目のファールでベンチに下げさせると、日本航空のペースとなってくる。日本航空は全員リバウンドでセカンドチャンスを作ると、残り3分57秒に#11矢代のフリースローが2本とも決まり、点差を3点とする。その直後のリバウンド争いで再び#11矢代がフリースローを得るが、これを2本とも落としてしまう。そしてシャンソン#0永田にエンドラインから切り込まれ得点を許し、64-63とまたもや1点差とされ、さらに残り2分59秒に日本航空はターンオーバーをしてしまう。しかしここで日本航空#8岩村がスチールしドライブで運び込もうとして、シャンソン#3三木に後ろから止められ、アンスポーツマンライク・ファールを受ける。
#8岩村はこのフリースローを落ち着いて2本とも決め、再び3点差となるが、粘り強く攻めるシャンソンに#33河の高さを活かしたゴール下を決められ、またもや1点差にされる。日本航空も足を止めることなく攻め、残り1分59秒に#13畑岸がミドルシュートを決め3点差とし、シャンソンにタイムアウトを取らせる。しかしここで焦りの出たシャンソンにオフェンスのリズムを作らせず、シャンソン#3三木のシュートを日本航空#6堀部がブロックするなどで、シャンソンに得点を許さない。シャンソンのプレスディフェンスがファールになり、日本航空#8岩村がまたもやフリースローを2本とも決め、残り55.6秒にシャンソンにタイムアウトを取らせる。残り55.3秒にシャンソン#33河のゴール下を決められるが、すぐに日本航空#11矢代がファールを受け、フリースローを2本とも決め、リードを守る。残り30秒、またもやシャンソン#33河にボールが入るがシュートがはずれ救われると、試合終盤から積極的にドライブで攻める#7薮内夏が残り18.8秒にドライブインでバスケットカウントを決め74-67とし、日本航空の選手たちの表情に笑顔が出る。そのフリースローは外れるも、日本航空がボールをキープし、残り5.8秒にシャンソン#0永田にファールで止めさせる。そのフリースローを日本航空#11矢代が2本とも決めると、シャンソン最後のオフェンスを日本航空#8岩村がスチールしタイムアップとなり、76-67で日本航空がシャンソンを下しうれしい初優勝を決めた。  
(渡辺美香)


日本航空#8岩村

日本航空・林永甫総監督
「ありがとうございます。今日は昨日とは違って、思ったとおりのゲームができました。1対1ではシャンソンにはかないません。向こうには河選手がいますし、永田選手を守るには(1対1では)力が足りません。なのでうちはチームディフェンスで勝負するしかないと決心しました。そのディフェンスが上手くいって、相手がペースを崩してくれたので、いいゲームができました。オフェンスは多少ミスはありましたが、昨日の1対1を逃げるようなことはなく、各選手が1対1をしっかりやって、その結果が勝利につながりました。
今日はディフェンスを(いつもとは)変更してやりました。特に河選手が入ったときは河選手に対しては1対1のマンツーマンで、その他はローテーションしてのゾーンディフェンスをいう形で、そのパターンを含め3つのパターンを用意して試合に臨みました。
(試合終盤の競った場面で起用した#8)岩村はうちの“宝物”ですよ。あの子は必ずコートに入ると流れを変えられる選手です。チームのみんなからもかわいがられていますし、私にとってもとても大切な選手の1人です。まだ若いのでこれからもっと経験を重ねていってもらいたいです。身長が低いので、それをいかにカバーできるかが重要です。自分でそれを乗り越えていかなくていい選手にはなれません。
(残り1分を切ってからのタイムアウトでは)プレーのパターンを確認しました。うちは通常はパターンプレーはしないのですが、勝負所は使ってます。その1コール(どのパターンで行くかを指示する)1コールがとても重要になります。」
日本航空・#7薮内夏美選手
「昨日の試合の内容が悪かったので、今朝監督から言われた修正点を練習してきたのですが、それが活かされていました。中盤河選手の高さにやられてしまいましたが、最後は粘り勝ちができて、とてもうれしいです。
私たちは常に“チャレンジャー”の気持ちでやっています。2強(JOMOとシャンソン)を倒して行くことが一つの目標でもありましたから、それが実現できてうれしいです。また、2強以外のチームが勝つことで、WJBLや日本のバスケットが活性化されていくという面もあると思いますので、その役目を果たすことができてよかったです。
(仕事との両立に関しては)仕事は今まで体育会でやってきた中では体験していないことばかりなので、戸惑いはありました。仕事は大変ですが、7年もやってくると慣れてきて気持ちにも余裕が持てるようになりましたから、楽しさも見つけられるようになりました。仕事とバスケットの両立は大変なことかもしれませんが、仕事を通して人間関係も深まりますし、きついとは感じないです。
(試合後半の積極的なオフェンスは)相手がスイッチ(マンツーマンでのマッチアップを相手のスクリーンプレーなどで入れ替わること)をよく使ってきていたので、2対2を意識してやっていきました。あと自分のマッチアップが(シャンソン#3)三木選手だったのですが、ここでミスマッチ(身長差)があったので、そこも衝くようにしました。相手はファールが込んでいたので、(シュートが入らなくても)ファールがもらえるだけでも良しと思っていたので、ドライブを多くしました。今日はチーム全体としても「逃げてはダメ」という意識でやれたことがよかったです。
(オリンピックで代表チームとしてやったことで学んだこと)代表チームはいろいろなチームからの寄せ集めなので、自分が知らなかったことを学んだり、また自分のこれまでやってきたことで自信の持てるものがあったりして、切磋琢磨することができました。自分が知らなかったことはチームにも持ち帰ってみんなに話しました。特にルーズボールを追う姿勢や、やめないという気持ちはうちのチームの全員に徹底させようと思いました。
(逆転された時、なぜあそこで踏みとどまれたのか)なによりディフェンスとリバウンドをみんなでしっかり意識して戦ったことです。またオフェンスでは“逃げない”こと、ファールでもいいから向かっていくことがみんなで共通理解できていたことで、相手を1歩上回ることができたのだと思います。」
日本航空・#6堀部涼子選手
「私は今まで(バスケットをしてきて)優勝したことがないので、これが私にとっての初めての“優勝”で、なにか信じられない気持ちでいっぱいです。これも周りで支えてくれたみなさんのおかげです。
(仕事との両立は)お仕事はお客様に失礼があってはいけないので、とても緊張します。でもその中でも楽しさもありますし、お客様から「ありがとう」と言っていただけると、とてもうれしいです。今は仕事もバスケットもどちらも充実しています。
(今日の自分のプレーは)第1クォーターはちゃんとできていたのですが、後半からあまりよい働きができていませんでした。なので100%とは言えませんが、今は優勝してうれしい気持ちでいっぱいなので、よかったなといった感じです。
(代表チームから帰った選手の影響は)自分たちだけでやっていると、どうしてもルーズになるというか、気がつかない部分が出てくるので、外のチームから帰って見えるものがあったと思います。それらを一つ一つ修正していくことで、チームが引き締まりました。
(昨シーズンから不調が続いていたが)この大会も2戦目の日立ハイテク戦くらいから調子があがってきました。長い不調で、自分でも気持ち的に「早くこの状況から抜け出したい」という思いがずっとありました(ここで林総監督「そう思っているからダメなんですよ。そんなこと思わないでやらないと。」)。」
日本航空・#11矢代直美選手
「今日は選手全員が攻め気でいけたので、その強い“向かっていく気持ち”が相手より勝れた理由だと思います。また、会場のみなさんからのあたたかい声援にも助けられました。
(仕事との両立は)どちらもちがう厳しさがあります。でもバスケットが仕事に、仕事がバスケットに活かされることがありますから、どちらもいい勉強になります。仕事もまだまだ未熟なので、もっと頑張っていきたいです。
(今日のプレーは)出だし(#3薮内)敏美さんが頑張ってくれて、自分はついて行くばかりでした。自分としては要所で自分のミスから相手の連続得点につながって逆転されてしまったので、反省点が多いです。
(オリンピックで代表チームに入って)いろいろなチームから集まっているので、それぞれの良い所を吸収したいという気持ちをもちながらやっていました。その中で自分の足りない部分や勝っている部分が見えてきました。代表チームでやって得たものはチームに帰ってみんなに話すようにしました。」
日本航空・#3薮内敏美選手
「日本に来て7年になりますが、これが初めての優勝で、なによりうれしいです。今日はみんなが一つになって、落ち着いて戦うことができてよかったです。
(代表チームから帰った選手の影響は)監督からもよく言われたのですが、2人がいない間もっと他のみんなが頑張って、2人が帰ってきたときに「みんな頑張ってるな」って思わせないといけないという気持ちで(2人がいない間の練習を)頑張ることができました。
(シックスマンとして途中から試合に入ることは)途中から代わって入るのはやはり大変です。そういう時は(チームが)上手くいっていない時や自分がやらなくてはいけない時なので、頑張らなくてはいけないという気持ちでいきます。また、ベンチで座っている時も(自分が出たときのことを)考えながら見ていなくてはいけません。自分がコートに入るその瞬間に(流れが)変わらなくてはいけないと思っています。
(今シーズンからインサイドにポジションチェンジし、このゲームでは5ファールをなってしまったが)この1年間いろいろな苦労をしながらやってきました。リバウンドとオフェンスはやっと少しずつわかってきたところです。でもまだできない所がいっぱいで、今日も前半は上手くできていたのですが、後半焦りが出て、ディフェンスを失敗してファールになってしまいました。」
シャンソン:李玉慈ヘッドコーチ
「残念です。出だしの差を縮めるのが精一杯でした。
河選手は昨日もできれば使いたくなかったのですが、今日も使わないでいられたらベストでした。今日は結局30分くらいのプレータイムになってしまいました。準備はしてはいましたが、やはり無理をさせたと思います。自分の経験からも上手くいっていないときは1回ベンチに下げて、少しあけてまたコートに戻すことも必要でしたから、そういう意味でも失敗があったかなとも思います。
(この大会での)結果はこうなってしまいましたが、(リーグでもこのまま)負けるとは思っていません。この大会ではけが人が出てしまって、その穴が埋められませんでした。これは私の反省点です。昨日の試合(準決勝)で無理をさせてしまったことが、今日にも響きました。次はいい結果をみなさんに報告できるように頑張ります。」

シャンソン:#0永田睦子選手
「第1クォーターはなされてしまったのを詰めるのはかなり苦しかったです。相手にオフェンスリバウンドやルーズボールを取られてしまって、自分たちがやるべきことをやらなかったということなので、こういう結果になったのは仕方がないです。
最初むこうのディフェンスに対応できなかったです。ゾーンなのかマンツーなのかよくわからなくて、パスが上手くまわりませんでした。それで段々焦ってしまいました。
優勝へのプレッシャーは特になくて、それよりも「勝ちたい!」という気持ちのほうが強かったです。昨年は決勝にも残れませんでしたから、「やっとこの場でできる」という思いもありました。でも、試合の入り方がよくなくて、それが試合の結果につながりました。

残り1分を切って、コートに向かう選手たち(上)とベンチで手を取り合う選手たち(下)
今日のJALはオフェンスはいつもと同じようなことでしたが、ディフェンスが少し変わってきていました。
リーグはまだ残っているので、この大会でも出た“ディフェンス”と“ディフェンスリバウンド”はシーズン当初からのうちの課題でもありますから、それらとまたオフェンスのコンビネーションをもっと高めて、チームをもっとよくしていきたいです。」
シャンソン:#33河恩珠選手
「今までみんなでやってきて、ここで負けてしまってすごく悔しいです。自分は大事な場面で怪我があってみんなに迷惑をかけてしまいました。これからそれが取り返せるように頑張りたいです。
この大会では去年も悔しい思いをして、今年また新しい気持ちで春からやってきました。なので、プレッシャーより、とにかく「みんなで勝つ!」という気持ちが強かったです。
この大会で(怪我のため)みんなに迷惑をかけてしまいましたが、その中で自分の周りにいる人たちに助けられて、いろいろな人に、チームメイトに、本当に感謝の気持ちを強く感じた大会でした。結果は悔しいですが、この大会で気づいたことや勉強したことを、みんなでもう1回1からやり直す気持ちでやりたいです。そして絶対いい結果を残せるように頑張ります。」


日本航空

<取材・文 北村美夏、渡辺美香>

S−moveメインへ