＜男子第55回女子第50回全日本学生バスケットボール選手権記念大会＞
全日本学生バスケットボール選手権大会(インカレ)が8日、東京の代々木第1・第2体育館で開幕し、男子･女子ともに1回戦各16試合が行われた。

明治大学の初戦は秋田経法大学。昨年、同じく1回戦で顔を合わせ、68-72の逆転負けを喫した相手である。

第1クォーター序盤、明治大学は、秋田経法大学＃13山本、＃12笹にシュートを決められ、一気に6−16とされる。＃7宍戸のポイントでつなぐと、中盤以降、＃13神崎（剛）がカットインからのジャンプシュート、スリーポイントシュートを次々に決めて波に乗り、26-18と逆転に成功する。第2クォーターに入ってもその勢いは衰えず、＃13神崎がさらにスリーポイントシュートを3本沈める活躍を見せ、明治大学が48-32とリードして折り返す。

第3クォーター、厳しさを増した秋田経法大学のディフェンスに対し、残り7秒で明治大学＃13神崎がクォーターを締め括るスリーポイントシュートを狙う。しかし、それを阻止しようとした秋田経法大学＃13山本と接触し、腰を強打するアクシデントに見舞われる。

第4クォーター、明治大学は得点源を欠いて思うように得点を伸ばせず、10−8点差の攻防が続く。さらに秋田経法大学にオールコートディフェンスを仕掛けられ、残り1分30秒、スローインのミスから秋田経法大学＃16佐々木にスリーポイントシュートを決められて77−71の6点差とされる。なおもスリーポイントシュートを狙う秋田経法大学に対し、残り1分で秋田経法大学＃13山本のシュートを明治大学＃14神埼（健）がカットすると、明治大学はファールによるフリースローを確実に決め、最後は10点差で初戦突破を果たした。