<男子日本代表>

第5次合宿   2005.5.22        

5月18日から愛知県のアイシン精機体育館で男子日本代表5次合宿が行なわれた。この合宿はアジア選手権大会東アジア地区予選前の最後の合宿となった。
国内での最後の合宿を終えた日本代表のメンバーは5月23日中部国際空港から中国へと出発する。
アジア選手権大会東アジア地区予選は、5月26日から5月30日まで中国・陽江で行なわれる。

大会に向けてのコメント
 ヘッドコーチと2年ぶりに代表に参加する山田選手、初の代表として大会に臨む梶山選手からコメントをいただきました。

ジェリコ・パブリセビッチ日本代表ヘッドコーチ
「中国の大会に向けて我々は第1次からずっと準備をしてきました。この大会は自分としては“公式戦”ということに大きな意味合いがあると捉えています。この若いチームには公式戦の経験が何より一番必要なものなのです。もちろん勝ちに行くことは当たり前ですが、このチームにとってこの大会の経験そのものが来年の世界選手権につなげていくことができることなのです。
選考に関しては昨年のメンバーからはまだこの合宿に参加していない渡邉(ヨーロッパ遠征まで治療のため不参加)と1次合宿に(会社の都合で)参加できなかった仲村をはずして、昨年は怪我で代表に参加できなかった山田と、今年初参加の梶山を加えました。」


山田大治選手
「去年怪我で代表の活動が全くできなくて、1年のブランクを今年度の合宿で噛み締めています。しかし今年ヘッドコーチが期待してくれていることを十分に感じています。早くヘッドコーチが求めているプレーができるようにレベルアップして行きたいです。
自分に求められているものはリバウンドと得点と言うところだと思っています。中国の大会で結果を出したいと思っています。そしてその後のヨーロッパ遠征、キリンカップと一生懸命に全力を尽くしてやるだけです。」

梶山信吾選手
「日本代表に参加する前から練習の厳しさは前評判で聞いていましたので覚悟してきたのですが、実際は予想以上に厳しかったです。しかしこれまでの自分のバスケットボール人生の中では経験できなかった新しいことの発見があったりして、本当に自分にとってためになる練習ができています。
(大会に関しては)自分の場合(仲村)直人がいるし、これは“テスト”だと思っているので、自分の役割をしっかり認識して、コートに出ることができたら全力を尽くしたいです。」

<取材・文 渡辺美香>
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