<男子日本代表第6次強化合宿>
6月6日、東京の代々木第2体育館で、キリンインターナショナル記者発表・男子日本代表第6次強化合宿公開練習が行われた。
この後チームは約1ヶ月間のヨーロッパ遠征に出発、来月7日に帰国予定。

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6/6(月)
 この日は出発前日だったが約2時間、フィジカル的にも密度の濃い練習を行なった。
 東野ACによるアップ、加賀谷ACによるハンドリング・ドリブルの後、2メン(ガードは3メン)から。約10分間、ひたすら往復する中で、ボールと走りのスピードを求める。網野は体も軽くダンクを連発していた。

 続いて、センターのリバウンドから2メンと3メン。この日はジェリコHC
は英語で説明しており、3メンは“やったことがある”という形をとったものの2・3
本目で間違ってしまうと、全員を集めて“今のはどうした?”と厳しく注意する。
  センターはすぐに順番が回ってくるので、腰に手を当てるなどつらそうだったが、最後も「5回ダンクできたら終わり」ととことん責任がかかる。途中合流した太田が豪快なダンクを決め、ノルマを終えた。

  その後はリングタッチジャンプからダッシュを3種類行なう。最年少の川村がタフなところを見せていた。さらにミラーディフェンスからジャンプ・ダッ
シュと体力メニューが続く中、網野が声を出して引っ張っていた。

  続いて5on5に入るが、集中できていないとみなされ、2往復程度でストップがかかる。シャトルラン、補強(腹筋+腕立て)に移ってしまった。補強では「もし誰か1人でもプッシュアップをちゃんとやっていなかったら全員やり直し」とジェリコHC。それにはまってしまったのが川村。2回やり直しとなる。

 10セット終わった後は、梶山にボールが渡される。3ポイントシュートは入ったら終わり、外れたら腕立てをさらに5回。補強の直後だったのでシューターの梶山でもショートになってしまい、5回追加。続いては川村。汚名返上のチャンスだったが、なんとすっぽ抜けてしまいやり直しは聞き入れられず。3人目は五十嵐。入念に腕を伸ばし、乗り出すように打ったがこれも追加に。4人目に満を持して仲村が指名されると、「これで終われる」と声が上がる。笑顔で柔らかいシュートを決め、拍手が起こった。

  最後は2人組シューティングと数名はドリルで終えた。


アップ

2メン
<取材・文 北村美夏>
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