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3月4日、東京の国立スポーツ科学センターで、第2次スプリングキャンプが行われた。
第2次合宿は5日の土曜日まで行われる(日曜日はJISSの点検日のため)。

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3/4(金)
 この日は山本コーチを中心に進める。アップの後は2グループに分かれ、アウトサイド組のオールコート2メンから。基本のメニューだが、2人の間隔・パスの強さ・そしてリードパスと“なんとなく”やらないように動き1つ1つを確認する。
 続いてはドリブルシュート。45度に立つパッサー(交代で回す)にパス&ラン→フリースローラインに置かれたコーンの前でリターンを受け→ワンドリブルシュート。パス、ラン、ミート、ドライブの4つの動きにポイントを置いた。パスした後は本当に逆サイドに行くと見せかけ、かつ無駄足を踏まずに切り替える。ミートはジャンプストップで左右どちらにもいけるように。またジェリココーチから「もっと間をおかないと、早過ぎてだまされる時間もない」とアドバイス。何週もしながら、これらのポイントを修正していく。言われればほとんどはすぐにできていた。シュートはレイアップシュート→その前にボールをお腹の周りで一回り→ブロックを交わすためにリバースシュートとバリエーションを変えていく。
<今日の練習メニュー(午前)>
9:30 集合、アップ
10:00 インサイド→ウエイト
アウトサイド→オールコート2メン
10:15 ドリブルシュート
10:40 2人組シューティング
10:55 インサイド→オールコート2メン
アウトサイド→ウエイト
11:05 ドリブルシュート
11:35 全員で2人組シューティング
11:50 2人組ストレッチ
12:00 終了
 次にコースを変える。トップに立つパッサーパス&ラン→コーナーに置かれたコーンの前でリターンを受け→ワンドリブルシュート。ドリブルの前にシュートとベースラインへのフェイクを入れて、オープンサイドを突く。パスした後、フェイクした後のスピードを意識する余よう指示が出る。次に台形の線沿いにヘルプを想定してコーンを足しバックターンでかわす。この時のシュートの手や肩のひらき、ボールをヘルプの方に出さないなど、徹底してディフェンスのイメージを切らさないよう声が掛けられる。さらにバックjターンの後リバースシュートと課題が増えるが、「1つ1つ正確に」と指示が出る。
 この日はこのメニューのみで終え、ウエイトから帰ってきたインサイド組と交代する。
  インサイド組も同じくオールコート2メンから。アウトサイド組と同じ指示が出される。宮岡・伊藤孝らがキャッチボイスを出して応えるが、「言われたポイントができていないからもう1回」「まだ意識している人とそうでない人がいる」とさらに上を求める。「レイアップもなんとなくいかず、ブロックされないように」とビッグマンでも注意される。
  続いてドリブルシュート。菅谷は別メニューでビッグマンドリルを強化した。このメニューでもアウトサイド組と同じポイントが示され、ビッグマンでも同じように動けるようにする。特にポイントに気を取られてスピードが落ちないように何度も声が掛けられた。
  最後は2人組シューティング。いっせいにはじめて競わせ、逆にリラックスさせていた。

2メン

ドリブルシュート
<取材・文 北村美夏>
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