<U-18男子代表直前合宿>
9月9日、東京の専修大生田体育館で、U-18日本代表直前合宿・強化試合が行われた。4日目のこの日は、関東大学リーグの春の覇者・専修大と練習ゲームを行った。
U-18チームは、明日まで合宿を行った後出発し、14日からのアジアジュニア選手権に臨む。

参加選手(12名):川村卓也、梅津敬介、宮城徹、富田卓弥、西村文男、荒尾岳、木村理、佐々木亨、太田匠、寒竹隼人、佐々木瑛、嶋田基志
U-18メンバー詳細、今後の予定はこちら


<強化試合 専修大vsU-18代表>
9月9日(木) 会場:専修大生田体育館

TEAM



TEAM
26
1st
12
 
専修大
21
2nd
7
U-18代表
 
16
3rd
18
 
30
4th
21

スターティングメンバー
専修大:中川和、小淵、大宮、波多野、長澤
U-18代表:荒尾、太田、川村、富田、佐々木亨  

 1回ごとに得点をリセットして、10分ゲームを4本行った。 
 1本目は、立ち上がり専修大のシュートが落ちるが、U-18はスペースがあっても攻め切れない。その中で佐々木亨は物怖じせずコントロールす、川村の3ポイントシュートにつなぐが、その後の得点は止まり残り5分で3-11となる。専修大・波多野、長澤のセンター陣に走られ、代わって入った西村が1on1からのミドルシュートを決めるのがやっと。さらに専修大・長澤を囲むもバスケットカウントを取られ、残り3分5-19となる。だが、ここから太田が速攻でバスケットカウントを得ると、残り1分を切ってからディフェンスリバウンドからの速攻、西村の1on1が決まり12-26で終える。

  2本目は、木村のリバウンドシュートで先制する。さらに荒尾、太田がフリースローをもらい、これを1投ずつきめて残り7分30秒4-7とついていく。さらに嶋田が速攻に走り、波多野のインターフェア、さらにリバウンドシュートでフリースローを得て、残り5分でも7-11とついていく。だがこの後専修大・小淵にフリーの3ポイントシュートを決められたあと前から当たられ、専修大・伊藤の長い手に引っ掛かりそのままゴール下シュートを決められてしまう。最後に荒尾がリバウンドシュートでフリースローを得るが、2投とも落として7-21となる。

  3本目は、この日調子の良い西村をスタートに起用すると、速攻でミドルシュートを決めて先制する。さらに荒尾へのアシストもでて、残り7分8-0とリード。専修大のファールを誘って焦らせ、イージーシュートも落とさせる。さらにチャージングを続けて取り、残り3分になっても12-8とリードしてタイムアウトとなる。専修大・中川直を基点に攻められるが、嶋田がボールにうまく合わせてファールをもらい、さらにリバウンド争いで受けたファールがチームファールのフリースローとなり、これをきっちり決めて残り1分16-10とリードを保つ。この後専修大・波多野、伊藤にフリースローを与えるもしのぎ、18-16と逃げ切る。

4本目は、この日ここまで出場のなかった宮城・梅津・寒竹と、出場時間の少なかった2年生の佐々木瑛・嶋田でスタート。いきなり専修大・小淵に3ポイントシュートを決められるが、宮城がうまく身体をずらしたシュートを決め、残り8分2-6とする。さらにインサイドの梅津、寒竹がコーナーをうまくつかって1on1を仕掛け、嶋田も3ポイントシュートを決めて残り6分9-12。U-18はどんどんシュートを打っていくが、最後は足が止まり21-30で終えた。
なお、途中でキャプテンの川村が右足をいためて不出場となった。

<インタビュー>

田中監督
「大学に相手をしてもらうのは、法政・日体に続き3つ目です。あとJBLのチームにも相手をしてもらって、ゲーム主体の合宿が出来ました。最初は遠慮あったりしましたが、1試合ごとに良くなっていって、いい練習になりました。だんだん“チーム”らしくなってきているので、この調子で前回の成績を上回りたいと思います。」

中川とマッチアップする太田
思い切り良くシュートを決めた西村

コーナーから切り込む寒竹

<取材・文 北村美夏>
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