<ジョーンズカップ男子選考合宿>
6月27日、NECニューライフプラザで、U-24日本代表ジョーンズカップ選考合宿が行われた。最終日のこの日は、練習会場を国士舘大学多摩キャンパスに移して、初日以来の12名が参加して行なわれた。

参加選手(12名):澤岻、鵜澤、中川、熊谷、瀬戸山、蒲谷、大西、大屋、佐藤、加々美、町田、石崎
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6/27(金)
最終日のこの日は、2メン、4メンで身体を動かした後、チームメンバーを入れ替えながらのゲームを行なった。
最初の組み合わせは、白:中川・瀬戸山・加々美・大西・佐藤・石崎、紺:澤岻・蒲谷・大屋・町田・鵜澤・熊谷。鵜澤のミドル・ロングシュートで2-7と紺チームがはじめリードするが、大西がインサイドで連続得点して11-9と白チームが逆転。そのまま、15-11でこの回は終了となる。
2セット目は、白:澤岻・蒲谷・大屋・町田・鵜澤・熊谷、紺:中川・瀬戸山・加々美・大西・ 佐藤・石崎。白チームが中・外とリズムよく攻め、16-6と差を付ける。3セット目は、白:中川・石崎・瀬戸
<今日の練習メニュー>
10:00 アップ
10:25 2メン
10:30 4メンからのスクリメージ
10:35 ゲーム
11:30 クールダウン
11:35 集合
11:40 終了

山・大西・佐藤・加々美、紺:澤岻・蒲谷・熊谷・町田・鵜澤・大屋。中川が2本3ポイントシュートを決め白チームがリードするが、町田の中・外の攻めで紺チームが追いつく。しかしそこから白チームのガード陣が奮闘し、15-8で終了。続いて4セット目は、白:澤岻・瀬戸山・加々美・町田・佐藤・石崎、紺:中川・蒲谷・大屋・大西・鵜澤・熊谷。紺チームは、鵜澤が2本、中川が1本の3ポイントシュートを決めるが、白チームの速さを生かした攻撃が決まり、16-10となって終了となる。最終5セット目は、白:石崎・瀬戸山・加々美・町田・佐藤・澤岻、紺:中川・熊谷・大屋・大西・鵜澤・蒲谷。両者シュートがよく決まり8-8と取り合いになる。だが終盤瀬戸山・澤岻の速攻が決まり、20-17となって終了する。

最後の円陣で、池内HCより「次の合宿まで2週間あるので、コンディションを整えておくように」と伝えられ、この合宿を終了した。終了後に聞いた山本ACの「(JBL選手と大学生選手混合で合宿するという)システムがまだまだちゃんとできていない。これからなんですよ。」という言葉が印象的だった。

<インタビュー>

池内泰明ヘッドコーチ
「今日はゾーンディフェンスはしないで、ずっとマンツーマンでやりました。最終日ということで、皆集中して頑張ってくれました。メンバーの最終決定は、A代表との兼ね合いもあるので(次の合宿の)ギリギリになりますね。A代表から降りてくる選手に加え、今回の合宿に参加できてない選手のことなど、考えなくてはいけないことがたくさんあります。
昨日・今日と徐々にモチベーションの高い練習になっていますね。これでAチームから誰か入ればまた変わるでしょう。次回からの合宿ではAチームとの練習試合も予定されてます。」

中川選手
李相佰杯でキャプテンを務めていた中川選手に合宿終了時話を聞いた。
「今回の合宿は1週間くらい前に実習先で聞きました。21日まで実習で、22日にこっちに帰ってきました。実習は”社会”で、やっぱり忙しくて全然部活とかにも顔を出せず、運動は全く出来なかったですね。
この合宿は、こちらのペースとかもよく考えられていて、すごくやりやすかったです。(内容的に)ちょうどいい感じでした。ただ、今回は(李相佰の時と違って)JBLの人もいたので、やりづらいとかではないのですが、正直この合宿後の選考がどう行われるのか見えにくいところがありました。候補に上がったのは23人もいるのに、半分しか来ていないってことでなんとなくまとまりの無い感じになってしまったし…。自分から見てあまり気持ちが入っていないように思える選手もいましたしね。でも、池内HCから注意されて、昨日・今日と少しずつまとまってきたかなって思いますね。」

<取材 渡辺美香/構成・写真 北村美夏>
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