<男子ユニバーシアード代表候補合宿>
6月4日、国士舘大学でユニバーシアード男子代表候補合宿が行われた。3日目のこの日は、少し動きを合うわせたあと5on5で総合的にチェックが行なわれた。
この合宿は選考も兼ねており、6日まで行なわれる。

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6/4(土)
 練習のはじめにミーティングを行ない、チームのルールの浸透をはかる。山本ACによるアップの後は、1分30秒ごとに4メン→4vs1→4vs2→4vs3とアウトナンバーで足を動かした。
 続いて、3つに分かれて動きの確認。その後は15分間の5on5ラリーに入った。
  1本目は、板倉が指示を出し、中川がカットイン・寒竹が外のシュートを決めていった黄色チームがリードを広げる。白チームは菅谷をポストにうまく使っていた。ピンクチームは町田がミドル・ロングレンジのシュートを確実に決め、年長の鵜澤がムードメイカーになっていた。黄22‐白13‐ピンク17と点が多く入ったこともあってか、2本目に入る前にディフェンスについてのアドバイスがあった。その結果、2本目は黄7‐白12‐ピンク9とロースコアになった。
  再びアドバイスを挟んでの3本目は黄14‐白9‐ピンク10で、この時点の合計が選手に伝えられる。それを踏まえたラストの4本目は接戦となり黄16‐白19‐ピンク16となった。
  最後に白とピンクで3ポイントシュートマッチがあり、白は伊藤がイン・瀬戸山がアウト、ピンクも石崎がイン・呉屋がアウトで結局2チームともシャトルランとなった。
  その後クールダウンし午前を終えた。

板倉令奈選手(東芝)
(声を出して引っ張っていた)最年長ですからね。体を動かしていなかったこともあって、そのくらいですよ、できるのは。
(ここまでやってみて)まだ候補の段階なので、チームうんぬんとかはあまりやっていないけれど、1年生や知っている奴もうまくなっていていい刺激になっています。
(その中でどうアピールするか)東芝で1年間いい経験をさせてもらったので、いかにそれをここで発揮させていくかですよね。それをチームにプラスになるように持っていくのが自分の仕事だし、東芝で学んだことを出していきたいです。ディフェンスもそうですし、オフェンスでもスペースを作ってなるべくドリブルを使わないようにしたりとか、色々な面で。この中だったらJBLに入ったメンバーがそれを1番わかっているはずだし、そういうバスケットをできれば強いと思う。だから声を出して伝えていければと思います。
まぁこんなことを言っていてもまずメンバーに入ってからですから、ちゃんとアピールしていきますよ!」
町田洋介選手(法政大4)
(プレーが変わってきたのでは)自分ではそんなに変わった気はしないのですが…敢えて言うと、外にまわっても攻め気を持ってプレーできるようになりましたね。あとはシュートかな。ミートして常に狙っていくようになりました。
(李相佰杯の選考では外れてしまいましたが)それは悔しかったですね。だから今回がどうとかってことはないのですが、竹内兄弟がいたからしょうがないといえばそうなのだけど、結局彼らより下だということですからやはり悔しいと思いました。
(今回選ばれたい気持ちは)それはもちろんあります。去年はチャンス

をもらって、ジョーンズカップでいい経験ができましたから、今年も是非選ばれてユニバでやれることができれば、得られるものもたくさんあるだろうと思っています。
(練習ではポジション的にはチームでの5番より4番が多かった)4番は大丈夫です。むしろ4番の方がやりやすいですね。元々ゴールに背を向けてのプレーよりもそちらの方が好きだったので。でもまだまだです。
(関東トーナメント優勝は)うれしいですが、目標はやはりリーグ戦やインカレの優勝ですから、これで終わったわけではないです。追われる立場と言って受身にならず、こちらからしっかりと向かっていくようにしたいです。」


ミーティング

先輩らしく声を出して引っ張る2人

池内HC×山本ACの名コンビ

笑顔も見られた

中川は充実のパフォーマンスを披露

5on5

<取材・文 北村美夏>
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