<男子U-24日本代表合宿>

7月8日、国士舘大学でU-24男子代表合宿が行われた。この日はメンバーが決まっての初の練習となったが、選手たちは皆表情も明るく、初日は終始楽しそうな雰囲気の中で行なわれた。
この合宿は10日まで同じ国士舘大で行なわれ、翌週は15〜17日の日程で国立スポーツ科学センターで行なわれる。その後7月23日から台北にて行なわれるジョーンズカップに出場する。

U-24候補メンバーはこちら

7/8(金)
 U-24日本代表チームのメンバーは日本代表と同じウエアやバックを持つことができる。真新しい「JAPAN」の書かれたバッグがコートの横に並んでいた。練習前数人ずつでシューティングをしたりストレッチをする選手たちの表情は皆笑顔だった。この日は都合で不参加の2名を除く10名の選手が参加した。

 16時、コート中央に集合し、池内ヘッドコーチをはじめスタッフからの話があり、板倉をキャプテンに決めると、メンバー全員が拍手を送る。アップの最初のメニューのランニングもついつい気持ちが出るのかスピードが速くなり、リードしていた山本ACに「もっとゆっくりと!」と声をかけられる場面もあった。
  入念なアップの後は3メンや2on1・3on2とすすめられた。ハーフコートでの4on4はまずパスをつなぐのみで10回つながったらオフェンスの方の勝ちで、途中でカットできたらディフェンスの勝ちというルールで行なった。負けた方はその都度腕立て伏せを行なう。最初はゆっくりとしたペースで行なわれていたが、腕立て伏せを繰り返すにつれ段々と厳しいプレーが出始めるようになった。池内ヘッドコーチがパッサーとして投げ入れたボールをカットされた時は、池内ヘッドコーチ自ら腕立て伏せを行なうという場面もあった。

  今日は初日ということで和気あいあいとした雰囲気の中で行なわれたが、出場予定のジョーンズカップまであと14日と迫っており、明日以降の練習は厳しくなっていくことだろう。このチームでの最終目標は8月のユニバーシアード大会(トルコ)となる。


練習開始時の円陣

昨シーズンのチームキャプテンの中川

練習内容の説明を聞く

4on4でパスカットをアピール

池内HCの腕立て伏せ

繰り返すごとに真剣な表情に

<取材・文 渡辺美香>
塾生コラムメインへ
S−moveメインへ