25年ぶりの全国・横浜金港クラブ 2004.7.4

 

「今のメンバーで、先輩たちとも一緒に全国に行きたかった」
試合後、横浜金港クラブのキャッチャー・佐々木圭一郎は熱を帯びた口調で話した。

横浜金港クラブが最後に全日本クラブ野球選手権に出場したのは今から25年前の昭和54年。以降神奈川県予選を勝ち抜き南関東予選には何度も出場しているが、本大会には出場していない。佐々木曰く「南関東予選がカベとなっていた」という。

 東京好球倶楽部との代表決定戦。6回と9回にタイムリーを放った佐々木は1塁上で力強くガッツポーズをし、手を叩いていた。
「とにかく全国に行きたい、その気持ちだけだった」

 「草薙(今年の全日本クラブ野球選手権は静岡・草薙球場で開催)では上を目指してやっていきたいですね」という佐々木。25年ぶりの全国は8月5日に開幕だ。

(写真・代表決定戦で4安打を打った佐々木のバッティング)


S-move編集部 武山智史
 
 1980年5月9日、新潟県出身。野球、ソフトボール、新潟のスポーツを今後追ってみたい。

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