<第29回全日本クラブ選手権大会神奈川県予選
 5月30日(
 場所・三菱重工横浜・金沢グラウンド

 

代表決定戦第1試合 横浜金港クラブ対全川崎クラブ

全川崎クラブ
横浜金港クラブ
×

(横)四日市、工藤、関沢−佐々木 (川)有福、石渡−志村

 

 (戦評)

  先制された横浜金港クラブが2回に逆転、7、8回に2点ずつ追加点を入れ試合を優位に進める。
 投手陣も四日市、工藤、関沢の投手リレーで全川崎打線を2点に抑えた。

(写真左・6回1失点と好投した横浜金港クラブ先発の四日市)

(写真右・9回を抑えた横浜金港クラブ・関沢(右)は捕手の佐々木と握手)

 

 

代表決定戦第2試合 横浜球友クラブ対ウイーンベースボールクラブ

横浜球友クラブ
ウイーンBC

 

(横)古田、梶本、樋口−島崎  (ウ)草野、岩崎、草間−中野

(本塁打)内村2(横) (3塁打)内村、落合(横)

(戦評)

 横浜球友クラブ・古田、ウイーン・草野の両投手の投げ合いが続いた試合だったが7回表に横浜球友クラブが3番・内村のホームラン、8番・落合の2点スリーベースヒットでウイーンを突き放す。8回表には内村の2打席連続ホームランが飛び出した。
 横浜球友クラブ先発の古田は5回と3分の2を投げ、6回裏ツーアウト1、3塁の場面で降板。後を引き継いだ公式戦初登板の梶本がウイーンの6番・中野をレフトフライに打ち取る。梶本は7回表にもツーアウト満塁のピンチを迎えるが2番・中井をセンターフライに打ち取り、公式戦初登板で2度のピンチを切り抜ける活躍を見せた。


(2打席連続ホームランを打った横浜球友クラブ・内村宏外野手)

 2打席とも真っ直ぐを狙っていました。最初のホームランは打った瞬間「ライトフライかな?」と思いましたが、うまく風に乗ってフェンスを越えてくれました。
 2本目は初球から打つつもりでいて、打った瞬間「これは完璧」と感じました。
(7月の南関東予選について)自分の仕事をするだけですね。


(6回途中から公式戦初登板、2度のピンチを切り抜けた横浜球友クラブ・梶本真吾投手)

 (今日の試合は)投げる準備はできていました。(ピンチの場面での公式戦初登板に)周りの人の励ましを受けマウンドに行きましたが、もう心臓バクバクで緊張どころではなかったです。レフトフライに打ち取り乗り切った時は、叫びたい程嬉しかったです。ピンチを乗り切ったことで「これでいける」と思いました。
(打線の援護がありましたね?)内村さんの2打席連続ホームランには本当に助かりました。
 7月の南関東予選までに調整し、(今日の先発だった)古田さんの次に先発でいけるように頑張りたいです。

 

 

 

3位決定戦 ウイーンベースボールクラブ対全川崎クラブ

全川崎クラブ
ウイーンBC
×
10

(ウ)草間、落合−堀内  (川)佐藤、福原、石渡−森山

(3塁打)原田(川)  (2塁打)渋江(ウ)、鈴木(川)

 (戦評)

 序盤は両チームともエラー、集中打で得点が入る打撃戦の様相。ウイーンBCは4回裏に全川崎の2番手・福原から四者連続ヒットで2点、5回にはワンアウト2、3塁から3番・佐藤のライト前ヒットなどで3点を追加しウイーンBCのペースで試合が進む。
 全川崎は8回表、ツーアウト満塁から8番・鈴木のレフト前ヒットで2人生還し3点差に迫り、なおもツーアウト1、2塁とチャンスが続くが9番・森山は空振り三振に終わり逆転のチャンスを逸した。

 (写真・この試合、4安打を放ったウイーンBC・3番の佐藤)

 

 

<取材・文・写真 武山智史>

 

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