女子監督記者会見 2004.5.7
大会開幕を明日に控え、出場する女子8チームの監督が記者会見に臨んだ。 柳本全日本女子監督は「(チームの仕上がりについて)いい感じできている」と述べた。

出場国監督コメント(写真左から順に)
イタリア:ボニタ監督
「国内のリーグ戦が終わって2週間足らずで、ナショナルチームを結成してそれほど長くありません。しかし私たちはこの大会がオリンピックに出場するための最後のチャンスだということはよく認識しています。チーム全員調子は良いです。私たちはいい確率でアテネへ行けるでしょう。(W杯に出場しなかったエース・トグットは今大会もリハビリ中でエントリーせず)チームとしては彼女に早く戻ってきて欲しいと思っています」

日本:柳本監督
「W杯後の遠征で新しく選出されたメンバーが好調です。新たなメンバーが入り欠点が少なくなった、大きな穴が無くなったと思います。(勝つための)ポイントは敵よりチーム内にあると思っています。いい感じできていると思います」

韓国:キム監督
「チーム構成はW杯に参加できなかった選手が合流しました。キーポイントは”持っている力をすべて出し切ること”だと思っています」

ナイジェリア:トニー監督
「チームの特徴は若さです。若い選手が多いです。世界のバレー強国と戦う機会に恵まれたのは初めてのことで私たちには大きな挑戦です。昨年のアフリカ選手権でエジプトやケニアを破った勢いで、若さで思い切りぶつかりたいです」

プエルトリコ:ディビット監督
「私たちのチームも若いチームです。過去2年の間の競技会でいい経験を積み、チームは強くなってきていると思います。私たちにとってもいい挑戦の機会になると思います」

ロシア:カルポリ監督
「ここ数年でメンバーが変わったり、変化があったが何とかしてオリンピックの切符を勝ち取りたい。いずれの参加国も強国ばかりで簡単な試合にならないと認識している。(エース・アルタモノワがメンバーから外れたことについて)彼女は昨年のヨーロッパ選手権で故障し、今アテネに向けてリハビリ中です」

タイ:ナタポン監督
「タイにとってオリンピックに出場するチャンスがあること自体初めてのことです。ベストを尽くして夢が現実になることを期待しています」

チャイニーズターペイ:リン監督
「最終予選に出場するのは初めてで非常に嬉しく思っている。私たちのチームは平均年齢が18歳(17.4歳)以下で、素晴らしい経験をするためのいい機会です。キーポイントはそれぞれの選手がベストを尽くすことです。若さにかけます」

 
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