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85の先 2004.5.16
高さに勝るロシアを前にワンタッチを取りにいって、ブロックを打ち破ろうとしてスパイクミス、ここからたたみ掛けようという時にサーブミス。終始リードされる展開だった。 柳本監督は、 監督と選手たちはロシアと韓国の試合(3-2で韓国が勝利)をビデオで見て研究したという。それでも日本の形で、自分たちのバレーすることを選んだ。 「日本の課題は挙げれば沢山ありますけど、高さに対しての横移動の速さなどですね。佐々木・大山・栗原、この辺りのライト線への対応は中国遠征なんかでもそうでしたけどやられましたからね」 オリンピックまではあと90日あまり。 今の日本の完成度は「85くらい」だという。 監督の中には確かなビジョンがある。そして、 「これからは細かいところをもっと勉強していきたいです。ブロックでマークされてもリバウンドを取って切り返したりとか細かいところをですね」(大友) 選手たちの想い、手の中に残った課題。 |
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![]() S-move編集部 田中美穂 東京都出身 21歳。日本大学4年。小中高時代はバレーボール選手として青春を過ごす。 培った大きな声は時に編集部内で鬱陶しがられることがある。 感動を与えてくれる、人・競技・ドラマすべてに感謝の気持ちを込めて書いていきます。 |
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