男子監督記者会見 2004.5.21
大会開幕を明日に控え、出場する男子8チームの監督が記者会見に臨んだ。田中幹保全日本男子監督は「(昨年11月開催の)W杯よりもチーム力はアップしている」と述べた。
出場国監督コメント
日本:田中監督
「新しい戦力が加わったことでW杯よりチーム力はアップしている。1戦1戦全力で、自分たちがやってきたことを出し切るだけだと思っています。チームのキーとしては山本(隆弘・25歳)がコンスタントに力を出してくれるかどうかですね。それと毎試合ラッキーボーイ的な選手が出てくることですね」
アルジェリア:モラレス監督
「アルジェリアはこの大会の参加権利はなかったのですが、FIVBの招待を受けて(エジプトの出場辞退により)参加することとなりました。私たちは若いチームですが真剣に取り組んだ結果、参加させていただけることに感謝しています。このような経験を経て、世界的に素晴らしいチームになっていくと思います」
オーストラリア:ウリアルテ監督
「3月にヨーロッパに行って、今のヨーロッパの現状をじっくりと見てきました。私たちのチームのベテラン選手はほとんどがヨーロッパでプレーしています。彼らの他にも若い選手たちも育ってきていいチームになってきていると思います」
カナダ:デロッコ監督
「私たちもオーストラリアとほぼ同じ状況です。ヨーロッパのクラブに所属している選手が多いです。彼らはリーグ戦とプレーオフが終わり、この大会の準備のためにカナダに戻ってきました。準備には2ヶ月くらいかけたかったのですが、実際にできたのは3週間ほどでした」
中国:ティ監督
「2ヵ月の練習期間を擁し、準備をしてきました。今回若手のほかにベテランも招集しました。私たちのチームは特に秀でた選手はいませんが、全員が全体的に実力を発揮することが重要だと思います」
フランス:ブラン監督
「W杯では準備に5日しかかけられませんでしたが、今回は10日間の準備を経てこの大会に臨むことができました。選手たちの意識は高いです。絶対にアテネ行きの切符を取ろうと目標を立てています」
イラン:パク監督
「国内のクラブの大会が終わったのが4月末で、5月に入ってから準備をしました。チームのコンディションは悪くないです」
韓国:チャ監督
「国内のリーグが昨年12月から始まり、4月3日に終わりました。それから4月11日に招集をし、本格的にトレーニングを始めました。国内リークが長く、負傷者が多くいたことはとても残念でした。それはトレーニングにも多少の支障はきたしました。私たちのキーポイントは守備だと思います。これが上手くいけばいい結果が得られると思っています」