<第54回関東大学バスケットボール選手権大会>

第54回関東大学バスケットボール選手権大会(通称トーナメント)は24日、代々木第2体育館他で4・5回戦が行われた(全ての結果は→関東学連公式サイト)。
この日でベスト16の半分が決定、明日25日に全て出揃う。
ベスト16:専修、東洋、國學院、法政、拓殖、東海、中央、青学



<第54回関東大学バスケットボール選手権大会>

5月24日(火) 会場:駒澤屋内球技場

TEAM
 



 
TEAM
 
92
28
1st
19
115

 
立教大
11
2nd
35
東農大
29
3rd
32
23
4th
29

スターティングメンバー
立教大:#8吉井、#14松枝、#15原田、#18岩田、#22岡崎
東農大:#4上野、#5三原、#6武藤、#8会川、#13前田

 第1クォーター、立教大は#14松枝のアシストから#15原田のアリウープシュートなどで先行する。だが東農大のルーキー#16大竹がうまくチームを落ち着かせ、怒涛の反撃で逆転に成功する。

 後半は点の取り合いになったが、そうなると地力のある東農大(3部A、立教は4部)に分がある。立教はファールもかさんでしまい、差を詰められなった。

農大#5三原

農大#16大竹

観て損なし!②~大きな可能性・立教大

 立教大はエントリー20名のうち14名が1・2年生の若いチームだ。試合に出ているメンバーも下級生が中心となっている。

 「若い分、集中力がなかなか続かないんです。今日は相手が格上なので、まず最初の5分、それがもったら次の5分…というようにそれぞれが自分の力を100%出せればと臨みました」(松本元監督・以下の「」も同)。

  第1クォーターはそれが成功したが、続く第2クォーターで大きく離されてしまった。

立教#15原田

立教#14松枝
「第1クォーターだけ、というのは精神的・肉体的な実力が今はその分だけしかないということ。そこが勝つチームとの違いということです。」だが、季節はまだ春。「それを練習で自覚して少しでも伸ばせるように、リーグに向けて1つ1つ
力をつけていきますよ」という目は前を見据えている。

  また、若いとは言ってもその勢いだけでは強いチームにはなれない。
「やっぱり3・4年生がしっかりしないと。2年生も1年生が入ってきたことで自覚を持ちましたね」。点差が開いた終盤も、その監督の言葉に応えるかのようにベンチやスタンドからしきりに声が飛んだ。

 「今日はいい経験をさせてもらいました。トーナメント以外ではなかなか上のチームと対戦できませんから」。今後、いい経験からいい試合、さらにいい勝負にする可能性を、この若さ溢れるチームは秘めている。

コーチ陣の掛け声や身振りも熱い



<第54回関東大学バスケットボール選手権大会>

5月24日(火) 会場:代々木第2体育館

TEAM
 



 
TEAM
 
86
17
1st
29
98
 
駒澤大
19
2nd
17
東洋大
23
3rd
31
27
4th
21

スターティングメンバー
駒澤大:#5片貝、#8佐藤、#10柾木、#12臼井、#16向
東洋大:#4小鷹、#7青柳、#8丸岡、#9久保田、#12高橋

 東洋大は京北高の田渡優氏が監督に就任。引き締まったディフェンスで昨年に続き2部の駒澤大を退けた。

東洋大#7青柳

駒澤大#5片貝

東洋は田渡優監督が就任

東洋大#4小鷹

東洋大#16海野

<取材・文 北村美夏>

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