<男子日本代表第2次強化合宿>

4月23日、府中のNECニューライフプラザで、男子日本代表第2次強化合宿が行われた。
3日目の今日は、前日に合流した竹内公輔を加えて10名の選手が参加し、トップスピードの中での確実なプレーを確認した。
また、西塔が終了直前、太田が終了直後に合流した。
第2次強化合宿は、25日まで行われる。

3日目参加選手(11名):網野、五十嵐、伊藤、柏木、柏倉、西塔、桜井、竹内公、仲村、古田、渡邊+太田
※竹内譲、大宮は同日夜合流の予定
※怪我:山田                        
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4/23(金)
ハンドリング・ドリブルとストレッチの後、体慣らしも兼ねてこの日もオールコートでドリブル鬼ごっこ。人数が少ないうえに代表だけあってボールコントロールにてこずる選手はいないので、1人にターゲットを絞って1on1で追い詰めていくのが基本。今日一番狙われたのは柏木で、「イートン(伊藤の愛称)、あきらめるな!」の声のもと伊藤に執拗に追いかけられ逃げ回る、という場面も見られた。

次はリバウンドから2メン。伊藤、古田、竹内、桜井、渡邊らがリバウンドをして、その両サイドからスタートする。「リバウンダーがボールをつかむまでスタートするな」「パスをもらう時大きな声で呼べ」「ダッシュ!」「シューターのスピードを落とさせないようなパスをするように」

<今日の練習メニュー(午後)>
16:00 アップ
16:10 オールコートドリブル鬼ごっこ
16:25 リバウンドから2メン
16:50 ダッシュ
16:55 ドリブル/ハンドリングリレー
17:15 スクリメージ
17:35 補強(腹筋10種×10回)
17:40 終了/一部シューティング

と特にスピードと確実性に関する指示が多く出た。それでも選手たちのスピードに物足りなさを感じたのか、その後エンドラインまでのダッシュも数本行った。

その次はリレー。チームA:古田・竹内・網野・桜井・五十嵐、チームB:伊藤・渡邊・仲村・柏木・柏倉として、ドリブルやハンドリングをしながらオールでレイアップシュートを決めていく。序盤は柏倉が続けてシュートを落としてしまうが、ハンドリングになると五十嵐がてこずる。柏木・桜井のスプリングキャンプ組は経験しているのでさすがに慣れている。ラストの10本目は、Bがリードしていたが、柏倉が行きでシュートを落としてほぼ同時となり、最後は五十嵐がわずかにスピードで勝って5―5の同点に。だが、最後に負けたチームBがペナルティーのシャトルラン。ひたすら走る。

最後に休憩をはさんで5on5。チーム分けは色:柏木・桜井・竹内・古田・渡邊、白:網野・五十嵐・伊藤・柏倉・仲村。網野のシュートの調子が良く、伊藤もインサイドを守って色12−26白となる。色チームは渡邊頼みとなり、結局色36−49白のまま終えた。

その後補強をして終了。網野・五十嵐・伊藤・柏木・柏倉・西塔・桜井・竹内は居残りシューティングを行った。

<ジェリコHC語録>
(5on5を始める時に)「ファールはほとんど吹かないから自分達で決めなさい。私は全体の流れを見るから」

本気で鬼ごっこ:
柏木を追う伊藤
リレー:
アンカーの柏倉

スクリメージ:
仲村のシュート

<取材・文 北村美夏>
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