<男子日本代表第2次強化合宿>

4月25日、府中のNECニューライフプラザで、男子日本代表第2次強化合宿が行われた。
最終日の今日は、14名の選手が参加し、ゲーム形式の練習を行った

3日目参加選手(14名):網野、五十嵐、太田、大宮、柏木、柏倉、西塔、桜井、菅谷、竹内公、竹内譲、仲村、古田、渡邊
※怪我:山田
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3次合宿は28日から、愛知の三菱電機体育館で行われる。

<コラム>
〈4〉『THE LONG AND WIDING ROAD』

第2次合宿は、6人の学生選手が参加。彼らが顔を出した金曜日には雰囲気がぐっと活発になるなど、そのフレッシュさは代表に新しい風を起こしてる。

では、このチャンスをものに出来る選手は何人いるだろうか。

練習中、1on2や2メンでは、身体能力の高さや、体格に似つかわしくないとも言えるボールコントロール、持って生まれたセンスなどを随所に発揮していた。しかし、5on5、特にオールコートになると、ディフェンスや判断力などの点でまだ多くの課題が見られる。もちろん、週末だけの参加や、A代表に初選出の選手ばかりなので、すぐにJBLの選手のように出来ないのは当たり前だ。しかし、上へ行きたい、という気持ちを持って練習に取り組んでいる選手は、決して彼らだけではない。

「この中の何人かは埼玉(2006世界選手権)、北京(2008五輪)に入ってくると思う。」
これは古田キャプテン、ジェリコHCらが口を揃えて言う言葉だ。その通り彼らの将来は楽しみであるし、日本の男子バスケットの未来を担っていってほしい、という期待もある。
遠く長い道。それでいて、長いようで短い道が、彼らの前には伸びている。 しかし、それがどんな道なのかは、最後まで駆け抜けてみないときっと見ることが出来ないのだ。

<取材・文 北村美夏>
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