<男子日本代表第4次強化合宿>
5月5日、神奈川県の住吉中学校で、男子日本代表第4次強化合宿が行われた。
初日の今日は、三菱電機の大野篤史選手を加えた12名で、3on3ラリー、ゾーンディフェンスの攻め方の確認を行った。
第4次強化合宿は、8日までで、6・7日は東芝幸体育館、8日(午前のみ)は東芝小向体育館で行われる。

参加選手(12名):網野、五十嵐、伊藤、大野、大宮、柏木、柏倉、竹内譲、竹内公、仲村、古田、渡邊
※怪我:山田                        
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5/5(水)
『ゾーンディフェンスと、それに対するオフェンス』が今週のテーマ。最初のミーティングでは、韓国ナショナルチームが活動していないことや、ユーロリーグの決勝の話などを引き合いに出し、「今はいい道を進んでいるので、このまま頑張れば必ずいい結果につながる」とジェリコHCから選手への励ましがあった。

その後加賀谷アシスタントコーチの指示のもとアップを行い、続いて恒例のドリブル鬼ごっこで体をあたためると、4組に分かれて3on3ラリー。
<今日の練習メニュー(午後)>
16:45 ミーティング
16:50 アップ
17:20 ドリブル鬼ごっこ
17:30 3on3ラリー
18:10 ゾーンディフェンスに対するオフェンス
18:25 終了

チーム分けは、白:網野・柏木・古田、色:五十嵐・大野・竹内公、赤:伊藤・大宮・渡邉、黄:柏倉・竹内譲・仲村。どの組も同じくらいの力で、ラリー中はそれぞれのチームが順番に連続して攻め続けていた。その中で、大野はうまくスクリーンを使って、途中合流を感じさせない動きを見せた。大宮は、良いアシストを見せることもあったが、イージーなミスも見られジェリコHCから「まずディフェンスからやりなさい」との一言。

その後給水休憩をはさんで、ゾーンディフェンスの攻め方の確認。ディフェンスはまず2-3ゾーンで行った。オフェンスは、トップ・45度・コーナー・ハイポスト・ローポストを基本の位置とし、時間差で各ポイントにシュートチャンスが来るように動くよう指示。「スピードのあるパス回し、常にシュートを狙うこと、それからタイミングの3つを意識するように」。白;渡邉・仲村・網野・竹内譲・伊藤、色:柏倉・柏木・大野・竹内公・古田で、どちらのチームも攻守それぞれ数本ずつ行ったが、時間になってしまい終了。やや消化不良気味だったが、今日は形の確認だけ行った。

ドリブル鬼ごっこ:
大宮を狙う伊藤
3on3ラリー:
軽快な動きの大野(左)
ゾーンディフェンス:
渡邉、仲村、網野、伊藤
「こんにちはー。」大きな声で挨拶をし、選手が来るずっと前からモップ掛けなどの準備をしていた住吉中の生徒達。見学した男子日本代表の感想は?

「2日前、大会が終わった後のミーティングで“そういえば、来るから。”という感じで先生に言われて、皆すごく楽しみにしていました。私はJBLの試合を見に行ったことがあって、その時プログラムを買っていたので、それを見ながら"あの選手もいる!”“この選手もいる!”って。男子のバスケットは同じ中学生のものを見慣れているので、全然違うなと思いました。やっていることはシンプルなんですが、すごく速かったです!それからセンターの方はとても強かったです。今は怪我をしていて出来ないんですが、自分もセンターなので、復帰したら皆さんみたいに…は出来ないかもしれないけど(笑)、出来たらいいなって思いました。」(3年の下岡めぐみ部長:写真後列左)

終わった後は「お疲れ様でした!」とさわやかな笑顔で後片付け。Tシャツと油性ペンもしっかり用意していて、選手にサインも貰って嬉しそうでした。

<取材・文 北村美夏 ※付きの写真提供 中村斗音>
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