<男子日本代表第5次強化合宿>
5月16日、トヨタ府中スポーツセンターで、男子日本代表第5次強化合宿が行われた。
最終日のこの日は、午前のみでまとめのゲームを行った。
この後19日からNECニューライフプラザで第6次合宿を行った後、27日から7月1日までヨーロッパへ遠征する。

参加選手(10名):網野、伊藤、大野、柏木、柏倉、竹内譲、竹内公、仲村、古田、渡邊
※怪我:山田                        
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5/16(日)
今日は、まとめとして5on5ゲームのみ。チーム分けは、白:伊藤・大野・柏木・竹内譲・渡邉、色:網野・柏倉・竹内公・仲村・古田。「練習してきたことをやろう」というジェリコHCの指示により、序盤は「ぐー(フォーメーションの名前)!」とどちらもナンバープレイ。時々、休憩の後などゾーンディフェンスも取り入れていた。どちらも疲れからかイージーなものも含めシュートが落ち、それを白の柏木が速攻につなげるパターンとなる。
<今日の練習メニュー(午前)>
09:00 アップ
09:35 5on5
11:00 補強
11:05 終了

そこで色の柏倉がセットからアーリー中心に攻撃の組み立てを変えると追い付き、そのまま逆転。色は仲村の連続シュートでリードを広げ最初の20分で色34-29白。時間を決めず、適宜水飲み休憩のみ挟み続けていく。 この後、網野が普段なら決められるはずのゴール下シュートを落としてしまうなど調子が出ず、熱くなる場面が見られた。ここでジェリコHCより、「ガードは2度連続で失敗してしまったら、リズムを変えること。」とアドバイスが出た。しかし、今度は大野が加賀谷コーチの笛に納得いかない素振りを見せ、「文句を言わないように」とたしなめられた。ディフェンスの当たりも激しくなり、一時険悪な雰囲気になったが、水飲み休憩のときにチームごとに集まって話をして自分達で修正していた。ゲームは、色のシュートが入ると白がセットで攻めあぐね、色117-109白となった。

最後に勝った色チームは8セット、負けた白チームは10セットの補強(腹筋、側筋、腕立て)を行って5次合宿を打ち上げた。

鮮やかな速攻を作った柏木  
連続してシュートを沈めた仲村
白熱の網野と大野のマッチ
<取材・文 北村美夏>
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