3月3日、東京の国立スポーツ科学センターで、第2次スプリングキャンプが行われた。
第2次合宿は5日の土曜日まで行われる(日曜日はJISSの点検日のため)。
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3月3日、東京の国立スポーツ科学センターで、第2次スプリングキャンプが行われた。 |
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3／3（木）
少し早めにスタートし、フィジカルテスト。持久力を測るYOYOテストを行なった。テープのカウントに合わせて一定区間を往復し、カウントのスピードが少しずつ速くなっていく。トレーナー陣が励ましながら行なった。2組に分かれて、一方が測定している間にもうひとグループは各自でアップしたり、終えていない他の測定を行なった。 その後各自息を整え、ハンドリングから。 その後はトップからの1 on1。インサイドをさらに4番(伊藤孝・大西・西塔・竹内公・竹内譲・濱田)・5番(荒尾・嶋田・太田敦・菅谷・町田・宮岡)の2府ループ。アウトサイド組をＧ(石田・石崎・伊藤拓・桜井・瀬戸山・中川)・Ｆ(太田匠・加々美・寒竹・菊地・呉屋)の2グループに分けて行なう。攻守1往復ずつでペアを変えていく。 まず手を後ろで組み、足を動かして止め、レイアップさせないようにする。太田匠は良いボディチェックを見せていた。その後実際に1on1をして間合いをはかっていく。最後はオフェンスリバウンドをどちらかがつかむまで、と気を抜かない。 |
＜今日の練習メニュー(午前)＞
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続いてピック＆ロールを使った2on2。スクリーンから始めるルールで、ディフェンスが3回止めたら交代する。「1番大事なのはディフェンスのコミュニケーションボイス。ボールマンについている方はコーナーに追いやるようにして、簡単にパスやレイアップをさせないようにする。そしてファイトオーバーではオフェンスの背中にタッチするイメージで」と始めに基本の確認がある。この後シューティングをはさんだ時は選手も互いにアドバイスし合っていた。その次は実際に2on2。今までの4グループを3グループに分けた。Ｆグループの太田匠と呉屋がＧグループに入り、他は4番グループへ。4番グループから伊藤孝と濱田が5番グループに移った。「スクリーンに行くのもなんとなくいかないこと」と攻守両方で無意識のクセをチェックしていった。
最後に3on3。ラリーで1番最初に21点取ったところが勝ちとする。チーム分けは、インサイド組が�＼湘磧�菅谷・町田、��荒尾・伊藤孝・大西、�Ｂ静墜悄γ歹眈�・宮岡、�づ菘帖γ歹盡�・濱田。アウトサイド組が�＾貌Ｂ鵝β静帖Φ特蓮↓∪从蝓Υ�竹・呉屋・瀬戸山、��石田・加々美・桜井・中川。アウトサイド組は3グループで休みが少ないが集中力を発揮。インサイド組は、ゲームの組み立てに慣れないためミスがやや多かったが、コーチ陣が絶えず声を出して盛り上げていた。途中、池内コーチが何度も止めて「まだプレッシャーが弱い。ピックアップするだけで何となくドリブルさせて、好きなようにやられている。もうちょっと激しくやろう」と求める。 終わった後にも「今日はテストの後で苦しかったと思うけれど、試合でもそういう状況はある。そこで頑張れない選手が1人でもいてはだめ。皆同じ気持ちでやらないと、苦しいのは皆同じだから。古い言葉かもしれないけれど忍耐力というのがある。最後は勝ちたいって気持ちの差が出るから。」との言葉。これが選手のことを思ってのものだということは伝わっていたように見えた。 |
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 2on2・太田と菅谷のマッチアップ |
 3on3・菊地のカットイン |
 3on3・竹内公のブロックをくぐる荒尾 |
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＜インタビュー＞
呉屋貴教選手(日本大3) 日大から菊地とともに選ばれた｡レフティから放たれるきれいなシュートが特に目立つ｡ 「きついです、けど、きつくないです。きつくない！(笑) ためになることが多いですね。普段よりテキパキしないといけないし、上手い人ばかりで大変です。よく言われるのは“全力で”とか基本的なことですね。(1次と比べては)1次は病み上がりで、あと“太くしろ”と言われていたので筋トレはしていましたが走っていなかったのでパンパンでした。でもこの2次は体調も良くて、慣れてきたらもっとできると思います。(まだ“らしさ”があまり出ていないですね)そうですか？そうかなー…。じゃあ、暴れます(笑)。」 石崎巧選手(東海大2) 昨年は下級生ながら学生代表を経験｡今年は声や笑顔が頻繁に見られて楽しそうだ｡ 「(2回目のキャンプはどうですか)うーん…、どうなんですかね。やっぱり基本のレベルの高さ、そういうのを実感する場所ですね。すごく勉強になります。(去年と違うところはありますか)うーんそうですね、今年はちゃんと準備ができなかったのでそこですかね。あと周りの火にも慣れましたね。最上級生にしても去年一緒に遠征に行かせてもらったので、そういう部分でも慣れもあってやりやすくなりました。 (4つのグループに分かれるとき、G組には最上級生が4人もいますね)みんなレベルが高くて、JBLなど上でバスケットをする人ばかりなので自分にとってすごくいい練習になります。日本のトップレベルのなかできて嬉しいしやれて楽しいです。()いやーもう本当にコンディションのこともあって一生懸命やれるだけでいいので少しでも吸収しようってだけで精一杯ですね。 (今年はアウトサイドの選手が少ないですが)ガード的な部分は、2on2、3on3と人数が増えた時はそれなりに自分が今まで学んできたこととかそういうのを発揮することがある程度はできていますが、ガードだけの1on1などバスケットの基本になることをやる時は一緒にやっている人のなかで差が出るなと思います。もっと基本的なところをしっかりしていかないとと感じました。ガードでもこれからは1on1など点も取っていかないといけませんからね。 (李相佰杯・ユニバを含め今年の抱負があれば)とりあえず選んでもらえるように精一杯頑張って、もし挑戦する機会が与えられたら、もっと自分のレベルをあげられるよう少しでも多くのもの感じてと言うか、勉強してきたいと思います。」 |
 呉屋選手 石崎選手 |
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＜取材・文 北村美夏＞
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